特許
J-GLOBAL ID:200903025361527451

偏光分離器および投射型画像表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐野 静夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-310444
公開番号(公開出願番号):特開2000-137194
出願日: 1998年10月30日
公開日(公表日): 2000年05月16日
要約:
【要約】【課題】 波長に広がりをもつ大きな光束径の光を回折させて偏光分離し、所望の2以上の波長帯の偏光を同程度の回折角でかつ効率よく取り出すことが可能な偏光分離器、およびこれを備えた投射型画像表示装置を提供する。【解決手段】 ブレーズ型回折格子が形成された格子基板に複屈折材料である液晶を密着させて偏光分離器とし、偏光面が無秩序な白色光を透過させて、偏光面が互いに垂直な2つの偏光に分離する。格子基板および液晶の屈折率を、赤色光、緑色光、青色光の回折次数が1ずつ違うように設定し、各色光の回折角を略等しくする。また、高次の回折を生じさせ、2つの偏光の一方の回折次数と他方の回折次数の差を3以上10以下として、格子のだれによる回折効率の低下や、不要な次数の回折の発生を防止する。
請求項(抜粋):
ブレーズ型回折格子が形成された第1の部材と、複屈折材料より成り第1の部材の回折格子面に密着した第2の部材を備え、所定範囲の広がりをもつ波長の光を透過させて、偏光面が互いに垂直な第1の偏光と第2の偏光に分離する偏光分離器において、ブレーズ型回折格子の格子の高さをh、波長λの光に対する第1の部材の屈折率をN(λ)、波長λの第1の偏光に対する第2の部材の屈折率をNo(λ)、波長λの第2の偏光に対する第2の部材の屈折率をNe(λ)で表すとき、第1の式(No(λ)-N(λ))・h/λと第2の式(Ne(λ)-N(λ))・h/λの値の差の絶対値が、所定の基準波長の光に対して、3以上かつ10以下であることを特徴とする偏光分離器。
IPC (5件):
G02B 27/28 ,  G02B 5/04 ,  G02B 5/18 ,  G02B 5/30 ,  H04N 5/74
FI (6件):
G02B 27/28 Z ,  G02B 5/04 ,  G02B 5/18 ,  G02B 5/30 ,  H04N 5/74 A ,  H04N 5/74 K
Fターム (20件):
2H042AA04 ,  2H042AA05 ,  2H042AA26 ,  2H049AA60 ,  2H049AA63 ,  2H049AA64 ,  2H049BA05 ,  2H049BA42 ,  2H049BA45 ,  2H049BA47 ,  2H049BC22 ,  2H099AA12 ,  2H099BA09 ,  2H099CA05 ,  2H099CA08 ,  2H099DA05 ,  5C058AA06 ,  5C058BA05 ,  5C058EA11 ,  5C058EA26
引用特許:
審査官引用 (3件)

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