特許
J-GLOBAL ID:200903025365999528
有機繊維補強樹脂ペレット、その製造方法及び樹脂成形品
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-311140
公開番号(公開出願番号):特開2007-162015
出願日: 2006年11月17日
公開日(公表日): 2007年06月28日
要約:
【課題】耐衝撃性と強度バランス及び外観品位に優れ、軽量で且つサーマルリサイクルが容易な、車両、建築・土木、機械部品、電子部品などの樹脂成形品を提供すること、また斯様な樹脂成型品を製造することの可能な有機繊維補強樹脂ペレットを提供すること、加えて該有機繊維補強樹脂ペレットの製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】有機繊維(A)と樹脂(B)とからなり、有機繊維(A)が、融点150°C以上であって樹脂(B)の融点よりも30°C以上高く、単糸繊度0.1〜20dtex、トータル繊度2000〜700,000dtexで、有機繊維(A)と樹脂(B)の質量比が1:19〜9:1であり、有機繊維(A)の総表面積の65%以上が樹脂(B)と接触しており、有機繊維(A)の繊維軸に交叉する方向に切断した面におけるペレット内の有機繊維(A)が、ほぼ均一に分散されている有機繊維補強樹脂ペレットである。【選択図】図3
請求項(抜粋):
有機繊維(A)からなる複数の島成分と、樹脂(B)を含むマトリックス成分とからなる有機繊維補強樹脂ペレットであって、
前記島成分を構成する有機繊維(A)がペレット長の98〜110%の長さを有し、互いに並行に配列しており、
下記(a)〜(d)を満足することを特徴とする有機繊維補強樹脂ペレット。
(a)前記有機繊維(A)の融点が150°C以上であり、前記樹脂(B)の融点よりも30°C以上高い。
(b)前記有機繊維(A)の単糸繊度が0.1〜20dtexで、トータル繊度が2000〜700000dtexである。
(c)前記有機繊維(A)と前記樹脂(B)の質量比が(1:19)〜(9:1)である。
(d)前記有機繊維(A)の総表面積の65%以上が前記樹脂(B)と接触している。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (22件):
4F201AA03C
, 4F201AA24C
, 4F201AB19
, 4F201AB25
, 4F201AH17
, 4F201BA02
, 4F201BL06
, 4F201BL42
, 4F201BL44
, 4J002BB01W
, 4J002CF03W
, 4J002CF03X
, 4J002CF18W
, 4J002CL00W
, 4J002CL00X
, 4J002FA04X
, 4J002FD01X
, 4J200AA04
, 4J200AA23
, 4J200BA14
, 4J200EA07
, 4J200EA21
引用特許:
出願人引用 (3件)
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特開平4-202545号公報
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ポリオレフィン樹脂組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-101508
出願人:出光石油化学株式会社
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特許第3073988号公報
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