特許
J-GLOBAL ID:200903025368381991

工作機械の主軸装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-031657
公開番号(公開出願番号):特開平10-286701
出願日: 1998年02月13日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 温度変化にかかわらず、常に、移動ハウジングの動きを円滑にして、転がり軸受の予圧を適切な値に保持するとともに、主軸の支持剛性を高くし、よって、低速回転から高速回転まで安定した運転を可能にし、加工精度などの性能を高くする。【解決手段】 主軸1の前後複数箇所に固定ハウジング6に対して主軸1を回転支持するための転がり軸受4、5の内輪4a、5aが固定され、一部の軸受4、5の外輪4b、5bが固定ハウジング6の内周にボールブッシュ9を介して軸方向移動可能に取付けられた移動ハウジング10に固定され、固定ハウジング6に対して移動ハウジング10を一定方向に付勢することにより軸受4、5に予圧が付与されている。ボールブッシュ9の外側にある固定ハウジング6の内側部分が、径方向の中間に流体圧室18を有する二重構造をなし、固定ハウジング6の流体圧室18より内周側の部分が、流体圧室18の流体圧により弾性変形しうるようになされている。
請求項(抜粋):
主軸の前後複数箇所に固定ハウジングに対して主軸を回転支持するための転がり軸受の内輪が固定され、一部の転がり軸受の外輪が固定ハウジングの内周にボールブッシュを介して軸方向移動可能に取付けられた移動ハウジングに固定され、固定ハウジングに対して移動ハウジングを一定方向に付勢することにより転がり軸受に予圧が付与されるようになされている工作機械の主軸装置において、ボールブッシュの外側にある固定ハウジングに、ボールブッシュと接触しかつ径方向の力により径方向に弾性変形する部分が設けられていることを特徴とする工作機械の主軸装置。
IPC (2件):
B23B 19/02 ,  F16C 25/08
FI (2件):
B23B 19/02 B ,  F16C 25/08 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-347336   出願人:株式会社日平トヤマ

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