特許
J-GLOBAL ID:200903025378563060

制御装置及びその製造方法、並びにクラッチのスリップ制御装置およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-162813
公開番号(公開出願番号):特開平8-328605
出願日: 1995年06月05日
公開日(公表日): 1996年12月13日
要約:
【要約】【目的】 ロックアップクラッチ32のスリップ制御を、クラッチの摩擦材や作動油の劣化などにより特性変化に関わらず、安定かつ追従性良く実現する。また、過渡応答時の収束性を改善する。【構成】 特性変化を周波数領域で高次の関数として把握し、制御が安定かつ追従性に優れる条件を、制御系の感度関数および補感度関数として表現する。即ち、制御系の設計をH∞制御の混合感度問題として整理し、特性変動を近似した次数と同程度の次数でコントローラを設計する。更に、補感度関数Tを評価し、ピークが存在する場合には、対応する周波数領域において、重み付け関数W2を増分補正する。こうして設計されたコントローラによりクラッチのスリップ回転速度を制御する。
請求項(抜粋):
制御対象の状態を検出する検出手段を備え、該制御対象の実際の状態が目標状態に一致するよう該制御対象を制御する操作量指令値を求め、この操作量指令値に応じて該制御対象の状態を調整する制御装置であって、前記操作量指令値と実際の状態との入出力周波数特性の変化を近似する高次の関数を用い、前記状態をフィードバック制御する系の応答性および安定性を充足するよう設定され、かつ前記制御対象について設定された補感度関数がピークを有する周波数領域については増分補正された定数を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された定数を用いて、離散的に、現時点から複数回前までの前記操作量指令値を反映した第1のパラメータを求める操作量指令値来歴手段と、前記記憶手段に記憶された定数を用いて、離散的に、現時点から複数回前までの目標状態と実際の状態との偏差を反映した第2のパラメータを求める制御量偏差来歴手段と、前記第1,第2のパラメータに基づいて、次の操作量指令値を求める操作指令値演算手段とを備えた制御装置。
IPC (2件):
G05B 13/02 ,  F16H 61/14
FI (2件):
G05B 13/02 J ,  F16H 61/14 G
引用特許:
審査官引用 (1件)

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