特許
J-GLOBAL ID:200903025436424742

静電式インクジェットヘッドの駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-225809
公開番号(公開出願番号):特開2001-047615
出願日: 1999年08月09日
公開日(公表日): 2001年02月20日
要約:
【要約】【課題】 高密度化によりインク圧力室間の隔離壁を薄くしても、インク吐出動作における当該隔離壁の変形を防止できる静電式インクジェットヘッドの駆動方法を提案すること。【解決手段】 インクジェットヘッド1の駆動ノズル11(3)の振動板51(3)と共に、隣接している非駆動ノズル11(2)の振動板51(2)も個別電極に吸引し、そこに吸着させた状態で、駆動ノズル11(3)からインク液滴を吐出させる。その後は、振動板51(2)を緩やかに個別電極側から離脱させる。非駆動ノズル側のインク圧力室5(2)のコンプライアンスも小さくなるように保持されるので、駆動ノズルおよび非駆動ノズルの間の隔離壁8(2)がインク圧力変動で変形してしまうことを阻止できる。よって、かかる隔離壁の変形に起因したインク吐出特性の劣化を防止でき、高精細で緻密な印刷品位での印刷動作を容易に実現できる。
請求項(抜粋):
隔離壁により仕切られている少なくとも第1および第2のインク圧力室と、各インク圧力室にそれぞれ連通している第1および第2のインクノズルと、各インク圧力室の一部を規定している面外方向に弾性変位可能な第1および第2の振動板と、各振動板に対峙している第1および第2の個別電極とを有し、前記第1の振動板と前記第1の個別電極の間、および前記第2の振動板と前記第2の個別電極の間に、駆動電圧を印加して各振動板を弾性変位させることにより前記第1および第2のインクノズルからインク液滴を吐出させる静電式インクジェットヘッドの駆動方法において、前記第2の振動板を前記第2の個別電極の側に吸引して当該個別電極に吸着させる吸着工程と、前記第2の振動板を前記第2の個別電極に吸着させた状態で、前記第1の振動板を弾性変位させて前記第1のインクノズルからインク液滴の吐出を行わせる吐出工程とを含むことを特徴とする静電式インクジェットヘッドの駆動方法。
IPC (3件):
B41J 2/01 ,  B41J 2/045 ,  B41J 2/055
FI (2件):
B41J 3/04 101 Z ,  B41J 3/04 103 A
Fターム (11件):
2C056EA04 ,  2C056EC08 ,  2C056EC63 ,  2C056FA07 ,  2C057AF23 ,  2C057AF40 ,  2C057AG12 ,  2C057AG54 ,  2C057AR08 ,  2C057BA04 ,  2C057BA15
引用特許:
出願人引用 (1件)

前のページに戻る