特許
J-GLOBAL ID:200903026136855080

インクジェット記録装置及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-069644
公開番号(公開出願番号):特開平9-254381
出願日: 1996年03月26日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】振動板と対向壁の間に電圧を印加して、クーロン力で振動板を対向壁の側に撓めてインク滴の吐出を行う形式のインクジェットヘッドにおいて、インク滴の高速吐出と、インク滴吐出動作を高周波数で安定的に行うことの両立を図ること。【解決手段】ピーク電圧V0を充放電を行って、インクジェットヘッドを駆動してインク滴を吐出させた後に、インク滴の吐出後のインク室内の正の圧力によって振動板が再び対向壁に接触する時点において、その接触状態が形成されるようにピーク電圧V1の補助充電を行って接触状態を保持するようにしている。インク滴吐出後の振動板の振動が、補助充電を行うことにより拘束されるので、インク室内のインクの残留振動の減衰を速やかに達成でき、後続するインク滴の吐出動作に速やかに移行できる。よって、インク滴の高速吐出を行っても、高周波数でのインク滴吐出動作を安定的に行うことができる。
請求項(抜粋):
インクを吐出するインクノズルと、このノズルに連通していると共にインクを保持するインク室と、このインク室にインクを供給するインク供給路と、前記インク室を区画形成している周壁に形成され、インク室の容積を拡大及び縮小可能に弾性変位する振動板と、前記インク室の外側であって前記振動板に対向する位置に、前記振動板と隙間を有して配置される対向壁と、前記振動板を少なくとも前記対向壁に当接するように弾性変位させ得る振動板駆動手段とを有するインクジェット記録装置において、前記振動板駆動手段にインク滴を吐出するための第1の駆動信号を供給する吐出信号発生手段と、前記第1の駆動信号の供給から所定時間の経過を検出してタイミング信号を出力するタイミング手段と、該タイミング手段の出力に応じて、前記対向壁に当接させるための第2の駆動信号を前記振動板駆動手段に供給する補助信号発生手段とを有することを特徴とするインクジェット記録装置。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (1件)

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