特許
J-GLOBAL ID:200903025440255270
フレーム補間のための画像処理装置およびそれを備えた表示装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
島田 明宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-074588
公開番号(公開出願番号):特開2005-268912
出願日: 2004年03月16日
公開日(公表日): 2005年09月29日
要約:
【課題】1種類のサイズのブロック毎に検出された動きベクトルに基づきノイズの少ない補間フレームの画像データを生成する。【解決手段】現フレームF(n)のブロックBbにつき検出された動きベクトルにより対応付けられる前フレームF(n-1)及び補間フレームF(i-1)のブロックをそれぞれブロックBa,Beとしたとき、ブロックBe内の画素(補間画素)Peの値Veを次のように算出する。ブロックBe内の補間画素PeにブロックBa,Bb内にて位置的にそれぞれ対応する画素Pa,Pbの値Va,Vbの差|Va-Vb|が所定の閾値εよりも大きいか否かを判定し、|Va-Vb|≦εの場合にはVe=(Va+Vb)/2により、|Va-Vb|>εの場合にはVe=(Va+Vb+Vc+Vd)/4により、補間画素Peの値Veを算出する。但し、Vc,Vdは、補間画素Peに前フレームF(n-1)および現フレームF(n)にて位置的に対応する画素Pc,Pdの値である。【選択図】図6
請求項(抜粋):
動画像を構成する隣接フレームである第1フレームと第2フレームとの間での画像の動きを表す動きベクトルを所定数の画素からなるブロック毎に検出し、当該第1フレームと当該第2フレームとの間に挿入すべき補間フレームの画像データを当該動きベクトルに基づき生成することによりフレーム数を増大させた動画像のデータを生成する画像処理装置であって、
前記動きベクトルに応じて位置がずれたブロックとして前記動きベクトルによって対応付けられる第1フレーム内の第1ブロックと第2フレーム内の第2ブロックとに基づき、前記動きベクトルによって当該第1および第2ブロックに対応づけられるべき前記補間フレーム内のブロックである第3ブロックの画素値を算出することにより、前記補間フレームの画像データを生成する補間フレーム生成手段と、
前記補間フレーム生成手段によって生成された画像データに基づき前記第1フレームと前記第2フレームとの間に前記補間フレームを挿入することにより、フレーム数を増大させた前記動画像データを生成する補間フレーム挿入手段と
を備え、
前記補間フレーム生成手段は、
前記第3ブロックの画素である補間画素の値を、前記第1ブロック内において当該補間画素に位置的に対応する画素である第1画素の値と前記第2ブロック内において当該補間画素に位置的に対応する画素である第2画素の値とに基づき算出し、
前記第1画素の値と前記第2画素の値との差が所定の閾値よりも大きい場合には、前記第1および第2フレームにおいて当該補間画素にそれぞれ位置的に対応する画素である第3および第4画素の値に基づいて当該補間画素の値を算出することを特徴とする画像処理装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (5件):
5C063BA03
, 5C063BA08
, 5C063BA12
, 5C063CA05
, 5C063CA07
引用特許:
出願人引用 (4件)
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特開平3-263989号公報
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特開平2-206991号公報
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特開平1-192273号公報
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