特許
J-GLOBAL ID:200903025460431350

フェールセーフ航空機エンジン取付けシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 松本 研一 ,  小倉 博 ,  伊藤 信和 ,  黒川 俊久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-031182
公開番号(公開出願番号):特開2005-271907
出願日: 2005年02月08日
公開日(公表日): 2005年10月06日
要約:
【課題】 エンジンと航空機との間で軸方向スラスト荷重だけでなく横方向及び垂直方向荷重を伝達するフェールセーフエンジン取付けシステムを提供する。【解決手段】 フェールセーフラグ(116)は、エンジンフレーム部材(42)によって支持され、エンジンマウント部材(64)によって支持されたクレビス(106、108)を受ける。マウント部材(64)は、エンジン(10)と機体(39)との間で横方向荷重を伝達する側方リンク(70、72)とエンジン(10)と機体(39)との間で軸方向エンジンスラスト荷重を伝達するスラストリンク(46)とを含む。フェールセーフピン(114)は、クレビス(106、108)によって支持され、その中をピン(114)が貫通するラグ(116)内の開口部(130)よりも小さい外径を有し、その結果、正常作動時にはフェールセーフピン(114)には全く荷重が掛からない。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
航空機エンジン(10)を航空機に取付けるための取付けシステムであって、 a)互いに間隔を置いて配置された対向する面を有する一対の第1のクレビス・イヤーによって形成された第1のフェールセーフクレビス(118)を含み、前記一対の第1のクレビス・イヤーがエンジン(10)によって支持された第1のフェールセーフラグをその間に受け、前記第1のフェールセーフラグが、それぞれの第1のクレビス・イヤー面から各々間隔を置いて配置されて第1のフェールセーフクレビス・ギャップを形成する外面を有する、第1のマウント部材(50)と、 b)互いに間隔(122)を置いて配置された対向する面を有する一対の第2のクレビス・イヤー(106、108)によって形成された第2のフェールセーフクレビスを含み、前記一対の第2のクレビス・イヤー(106、108)がエンジン(10)によって支持された第2のフェールセーフラグ(116)をその間に受け、前記第2のフェールセーフラグ(116)が、それぞれの第2のクレビス・イヤー面から各々間隔を置いて配置されて第2のフェールセーフクレビス・ギャップ(125)を形成する外面(126、128)を有する、第2のマウント部材(64)と、 を含み、 前記第2のフェールセーフクレビス・ギャップ(125)が前記第1のフェールセーフクレビス・ギャップよりも小さくなっており、その結果、エンジン(10)と機体構造体(39)との間で延びてスラスト荷重を伝達するためのスラストリンク(46)が破損した時に、スラスト荷重が前記第2のマウント部材(64)を通して伝達される、 取付けシステム。
IPC (3件):
B64D27/16 ,  F01D25/24 ,  F02C7/20
FI (3件):
B64D27/16 ,  F01D25/24 J ,  F02C7/20 A
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 航空機エンジンマウント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-051645   出願人:ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ
審査官引用 (2件)
  • 特許第6607165号
  • 航空機エンジンマウント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-051645   出願人:ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ

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