特許
J-GLOBAL ID:200903025514578409

回線等化器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-193704
公開番号(公開出願番号):特開平7-050617
出願日: 1993年08月04日
公開日(公表日): 1995年02月21日
要約:
【要約】【目的】 局と端末との間を接続する4線式の伝送回線13上を伝送される信号の減衰および遅延を補償する回線等化器において、自動的に補償するために付加すべき周波数特性を設定できる。【構成】 回線等化器本体内に周波数が変化する試験信号を出力する発振器20と,試験信号の信号レベルを検出する検出器15と、この検出された信号レベルから回線のフーリエ特性を算出するフーリエ演算部22とを組込むと共に、デジタルフィルタ17a,17bでもって前記フーリエ特性のインパルス特性を用いて、演算でもって等化的に補償するために付加すべき周波数特性を得ている。
請求項(抜粋):
4線式の伝送回線(13)の周波数特性を補償する回線等化器において、前記補償すべき周波数特性の設定処理期間に前記4線式の伝送回線の遠端で、上り伝送回線(13b) と下り伝送回線(13a)とを所定のインピーダンスで終端し、かつ前記各伝送回線を折り返すための結合器(15)と、周波数が変化していく試験信号を前記下り伝送回線に印加する発振器(20)と、前記下り伝送回線から前記結合器を経由して前記上り伝送回線を介して入力された試験信号の各周波数における信号を検出する検出器(21)と、この検出器にて検出された各周波数の信号の逆特性の1/2の逆フーリエ変換特性を算出するフーリエ演算部(22)と、前記各伝送回線に介挿され、前記算出された逆フーリエ変換特性と前記設定処理期間以外の通常の伝送処理期間に前記各伝送回線に入力される入力信号との畳込み積分を算出する一対のデジタルフィルタ(17a,17b) と、前記設定処理期間に前記発振器を前記下り伝送回線の近端に、かつ前記検出器を前記上り伝送回線の近端に接続する一対の切換手段(18a,18b) とを備えた回線等化器。
IPC (2件):
H04B 3/10 ,  H03H 17/00
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭53-007110
  • 特開平1-155742
  • 特開平1-212930
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