特許
J-GLOBAL ID:200903025553263210

騒音消去装置及び騒音消去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-178075
公開番号(公開出願番号):特開平8-044375
出願日: 1994年07月29日
公開日(公表日): 1996年02月16日
要約:
【要約】【構成】 騒音源から発生される騒音を検出し、騒音検出信号を出力する騒音検出器11と、制御信号を制御音として所定の領域に放射する制御スピーカ13と、所定領域における騒音と制御音との誤差信号を出力する誤差検出器14と、を有する。さらに、適応フィルタ部12を備え、騒音検出信号を処理して制御信号を出力する適応フィルタ101と、騒音検出信号を所定の周波数特性によってフィルタ処理して第1の処理信号を出力するIIRフィルタ102と、第1の処理信号と所定の伝達関数との畳み込み処理を行い、第2の処理信号を出力する演算器103と、第2の処理信号と誤差信号とを乗算し、適応フィルタ101の係数を更新するための更新信号を出力する乗算器104とを備えている。【効果】 IIRフィルタと組み合わせる事により、タップ長の短い演算器を用いて、小規模のハードウエア構成により確実な騒音消去を行うことができる。
請求項(抜粋):
騒音源から発生される騒音を検出し騒音検出信号を出力する騒音検出器と、前記騒音検出信号に基づいて前記騒音を消去するための制御信号を出力する適応フィルタ部と、前記制御信号を受け取り、制御音を所定の領域に放射する制御スピーカと、前記所定領域における騒音と前記制御音との残差を検出し、誤差信号を出力する誤差検出器とを備えた騒音消去装置であって、前記適応フィルタ部は、前記騒音検出信号を受け取り、前記騒音検出信号を処理して前記制御信号を出力する適応フィルタと、前記騒音検出信号を受け取り、所定の周波数特性によってフィルタ処理して第1の処理信号を出力するIIRフィルタ手段と、前記第1の処理信号を受け取り、前記第1の処理信号と所定の伝達関数との畳み込み処理を行い、第2の処理信号を出力する演算手段と、前記第2の処理信号と前記誤差信号とを受け取り、前記第2の処理信号と前記誤差信号とを乗算し、前記適応フィルタの係数を更新するための更新信号を、前記適応フィルタに出力する乗算手段とを備えており、前記所定の周波数特性及び前記所定の伝達関数は、前記制御スピーカから前記誤差検出器への制御伝達特性に基づいて定められることを特徴とする騒音消去装置。
IPC (3件):
G10K 11/178 ,  F01N 1/00 ,  H03H 21/00
引用特許:
審査官引用 (3件)

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