特許
J-GLOBAL ID:200903025575938076

薬液注入による液状防止に使用する薬液濃度の決定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小川 信一 ,  野口 賢照 ,  斎下 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-365106
公開番号(公開出願番号):特開2004-196899
出願日: 2002年12月17日
公開日(公表日): 2004年07月15日
要約:
【課題】砂質地盤に対し、薬液注入による地震時の液状化防止対策として使用する薬液濃度を、容易に、かつ適切に決定可能な薬液濃度の決定方法を提供する。【解決手段】改良しようとする現地土砂の液状化強化度Rを設定し、使用薬液を決め、現地で薬液注入した土砂の液状化強度と現地で薬液注入した土砂の一軸圧縮強度との相関関係を求め、その相関関係から、液状化強度Rに対する一軸圧縮強度を求め、次いで同じ薬液の濃度を種々変えて室内で供試体を作り、各供試体から、先に設定した液状化強度Rと一軸圧縮強度との関係を満足し、かつ現地で薬液注入した土砂の一軸圧縮強度と室内で作成した供試体との関係を満足する供試体を選び、その供試体の薬液の濃度を決定すること。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
改良しようとする現地土砂の液状化強化度Rを下記(1)式に基づき設定し、そして使用する薬液を決め、その使用する薬液によって決まる下記(2)式の係数を事前に求め、現地で薬液注入した土砂の液状化強度と現地で薬液注入した土砂の一軸圧縮強度との相関関係を把握し、その相関関係から、前記液状化強度Rに対応する一軸圧縮強度を求め、次いで同じ薬液の濃度を種々変えて、一定拘束圧力条件下でモールド内に現地と同じ相対密度にて詰めた現地で採取した土砂に薬液を注入させ、養生時にも拘束圧を作用可能に薬液注入供試体を種々作り、各供試体のうちから、先に設定した現地で薬液注入した土砂の液状化強度Rと、先に求めた現地で薬液注入した土砂の一軸圧縮強度との関係を満足し、かつ下記(2)式の関係を満足する供試体を選び、その供試体の薬液の濃度をもって、使用する薬液の濃度を決定する薬液注入による液状化防止に使用する薬液濃度の決定方法。
IPC (2件):
C09K17/00 ,  E02D3/12
FI (2件):
C09K17/00 P ,  E02D3/12 101
Fターム (7件):
2D040AA00 ,  2D040AB01 ,  2D040AC02 ,  2D040CB03 ,  2D040GA01 ,  4H026CA06 ,  4H026CC06
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
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