特許
J-GLOBAL ID:200903025594502122

熱処理硬化能に優れた薄鋼板及びその鋼板を用いた高強度プレス成形体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-240408
公開番号(公開出願番号):特開2000-234153
出願日: 1999年08月26日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、自動車の構造用部品などのように、構造上の強度、特に変形時の強度及び又は剛性が必要とされる箇所に適用されるに好適な、プレス等による加工成形中に所定温度域で強度上昇熱処理もなされる成形体の素材として有効な薄鋼板およびその薄鋼板からなる高強度プレス成形体の製造方法に関する。【解決手段】 Moを含有する炭素鋼において、Cr,Nb,Ti,V,Bの1種又は2種以上を特定条件で含有せしめた温間成形中の強度上昇能に優れた薄鋼板。更に該鋼板の転位密度が、特定範囲にある温間成形中の強度上昇能に優れた薄鋼板。又は 前記薄鋼板の少なくとも強度が必要な部位に2%以上の塑性歪みが加わるプレス成形を200〜850°Cの温度で行う高強度プレス成形体の製造方法。
請求項(抜粋):
重量%で、C :0.01〜0.20%、Si:0.01〜3.0 %、Mn:0.01〜3.0 %、P :0.002 〜0.2 %、S :0.001 〜0.020 %、Al:0.005 〜2.0 %、N :0.0002〜0.01%、Mo:0.01〜1.5%、を含有し、更に重量%で、Cr:0.01〜1.5%、Nb:0.005 〜0.10%、Ti:0.005 〜0.10%、V :0.005 〜0.10%、B :0.0003〜0.005 %、の1 種または2 種以上を含有せしめ、その範囲が、25<28×√Si+60 ×√P+75×√Mo+35 ×√Cr+38 ×√Nb+30 ×√Ti+42 ×√V+420 ×√B ≦140 ...式(A)を満足し、かつ残部が鉄および不可避的不純物からなることを特徴とする熱処理硬化能に優れた薄鋼板。
IPC (2件):
C22C 38/00 303 ,  C22C 38/38
FI (2件):
C22C 38/00 303 S ,  C22C 38/38
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る