特許
J-GLOBAL ID:200903025595849142

リチウム二次電池用負極材料とその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田 幹雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-024038
公開番号(公開出願番号):特開平10-223223
出願日: 1997年02月06日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 リチウム二次電池用負極材料として好適な、放電容量が大きく、サイクル初期の段階からの充放電電気量効率が高く、サイクル特性、負荷特性に優れた材料を提供し、且つ、その材料を製造する上で、黒鉛化粉末の分級歩留りが高く、全体の製造コストを低減できる工業的に優れた製造方法を提供する。【解決手段】 ピッチを原料とする炭素粉末を熱処理して調製した黒鉛化粉末であって、X線広角回折法における炭素網面層の面間隔(d002 )及び結晶子のc軸方向の大きさ(Lc)がd002 ≦0.337nm、Lc≧40nmであり、且つ、ホウ素を原子比で0.1〜10%、窒素を原子比で0.1〜10%含有するものである。また、その材料は、ピッチを原料とする炭素粉末に対して、ホウ素化合物をホウ素換算で重量比0.1〜25%、及び、窒素化合物を窒素換算で重量比0.1〜25%添加、混合し、不活性あるいは還元性雰囲気下、2500°C以上の温度で0.1時間以上熱処理して製造する。
請求項(抜粋):
ピッチを原料とする炭素粉末を熱処理して調製した黒鉛化粉末であって、X線広角回折法における炭素網面層の面間隔(d002 )及び結晶子のc軸方向の大きさ(Lc)がd002 ≦0.337nm、Lc≧40nmであり、且つ、ホウ素を原子比で0.1〜10%、窒素を原子比で0.1〜10%含有することを特徴とするリチウム二次電池用負極材料。
IPC (5件):
H01M 4/58 ,  C01B 31/04 101 ,  H01M 4/02 ,  H01M 4/04 ,  H01M 10/40
FI (5件):
H01M 4/58 ,  C01B 31/04 101 B ,  H01M 4/02 D ,  H01M 4/04 A ,  H01M 10/40 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

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