特許
J-GLOBAL ID:200903025621973256

角膜厚測定機能を有する角膜内皮撮影装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤田 邦彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-236151
公開番号(公開出願番号):特開平9-056675
出願日: 1995年08月21日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】被検眼の角膜内皮細胞撮影と併せて角膜厚を測定するために、角膜細胞撮影のためのエリアセンサ以外に角膜厚測定のための別個のセンサを必要としない構造簡単で組立調整容易なコスト面でも有利な角膜厚測定可能な角膜内皮撮影装置を提供する。【解決手段】被検眼の角膜Cを斜方向から照明する照明光学系の撮影用スリット絞り41の長手方向端部に一対の細巾スリットを形成し、スリット照明光に基づいて拡大撮影光学系の撮像面13上で隣接する内皮像と上皮像上部に夫々細巾スリット像を有する画像を結像させる。対物レンズ8光軸上でスリット光の角膜内皮反射光受光位置に設定されたPSD10からの内皮合焦検知信号に基づき、撮像信号処理装置15で、撮像面上の内皮・上皮の細巾スリット像の対応する部分の間隔、又は撮像面左端から上皮の細巾スリット像までの距離を求め角膜厚に換算してモニタ18上に角膜内皮細胞拡大像と角膜厚を表示する。
請求項(抜粋):
被検眼の眼球面を斜方向からスリット照明する照明光学系と、このスリット照明光に基づき被検部の拡大像を結像させて観察するべく拡大撮影光学系を有する拡大観察手段を備えた角膜内皮撮影装置において、拡大撮影光学系の結像面に配置され、角膜内皮像が結像するとともに角膜上皮像が結像するように配設された撮像素子と、該撮像素子の受光面に角膜内皮像が合焦状態で結像するとき少くとも対物レンズを介してスリット光の角膜内皮反射光を受光する位置に設定された合焦検知用受光素子とを備え、該合焦検知用受光素子が角膜内皮の合焦を検知する信号に基づき、前記撮像素子の受光面に結像される角膜内皮像に関連する所定位置と、同じく該受光面に結像される角膜上皮像の前記所定位置に対応する位置とから角膜厚測定手段により角膜厚を測定するようにしたことを特徴とする角膜厚測定機能を有する角膜内皮撮影装置。
IPC (2件):
A61B 3/10 ,  A61B 3/12
FI (2件):
A61B 3/10 Z ,  A61B 3/12 D
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (1件)
  • 眼科装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-115776   出願人:株式会社トプコン

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