特許
J-GLOBAL ID:200903025644540551
自動変速機のトルクダウン制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-238677
公開番号(公開出願番号):特開平6-088561
出願日: 1992年09月07日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】アクセル踏込みによるダウンシフト時に、全閉からの踏込みか中間開度からの踏込みかによってそれぞれ最適にトルクダウン制御を実行させる。【構成】ダウンシフト時に(S11)、流体式トルクコンバータの速度比に基づいてトルクダウン制御の開始時期を検出する(S12)。そして、開始点が検出されると、アクセルが全開から踏み込まれたか、又は、中間開度から踏み込まれたかを判別する。ここで、エンジン出力トルクの立ち上がり応答の良い中間開度からの踏込み時には、点火時期のリタード量として、全閉からの踏込み時よりも大きな値を設定させる(S15,S16)。リタード量がアクセル操作の前記パターンに応じて設定されると、所定時間だけ前記リタード量に応じて点火時期をリタードさせて、エンジン出力トルクを強制的に低下させる(S17,S18)。
請求項(抜粋):
少なくともアクセル開度に基づいてギヤ位置を選択する構成の自動変速機のトルクダウン制御装置であって、エンジンの出力トルクを強制的に低下させる出力トルク低下手段と、エンジンのアクセル開度の増大に伴うダウンシフト操作時の所定期間において前記出力トルク低下手段を動作させる変速時出力トルク低下制御手段と、全閉からのアクセル開度の増大変化時と、中間開度からのアクセル開度の増大変化時とで、前記出力トルク低下手段によるエンジン出力トルクの低下制御量を異ならせて設定するトルク低下量設定手段と、を含んで構成されたことを特徴とする自動変速機のトルクダウン制御装置。
IPC (2件):
引用特許:
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