特許
J-GLOBAL ID:200903025699097100

希土類-遷移金属系スクラップのリサイクル方法、電波吸収用磁性体粉末及びそれを用いた電波吸収体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-381060
公開番号(公開出願番号):特開2005-002463
出願日: 2003年11月11日
公開日(公表日): 2005年01月06日
要約:
【課題】 希土類磁石や水素吸蔵合金の製造ないし廃棄に伴い発生する希土類-遷移金属系スクラップを、同種材料への再生という枠を超えて安価にかつ有効にリサイクルする方法を提供する。【解決手段】 希土類磁石、水素吸蔵合金の製造途上にて生ずる不良品又は製品を構成しない不要残留物、及び希土類磁石又は水素吸蔵合金を装着した使用済み製品から回収される廃棄品の少なくともいずれかにて構成された希土類-遷移金属系スクラップを、酸素含有雰囲気中にて熱処理する。その酸化反応に基づいて、スクラップの主体をなす希土類-遷移金属系金属間化合物よりも遷移金属の含有率が高い平均粒径500nm以下の遷移金属系磁性微粒子と余剰となった希土類金属から主としてなる同様に平均粒径500nm以下の希土類酸化物粒子とを分解により遊離生成する不均化反応処理を行う。これにより、スクラップを遷移金属系金属微粒子と希土類酸化物との複合体からなる電波吸収用磁性体粉末として再生する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
希土類磁石、水素吸蔵合金の製造途上にて生ずる不良品又は製品を構成しない不要残留物、及び前記希土類磁石又は前記水素吸蔵合金を装着した使用済み製品から回収される廃棄品の少なくともいずれかにて構成された希土類-遷移金属系スクラップ(以後単にスクラップとも称する)のリサイクル方法であって、 前記スクラップを酸素含有雰囲気中にて熱処理することにより、その酸化反応に基づいて、前記スクラップの主体をなす前記希土類-遷移金属系金属間化合物よりも遷移金属の含有率が高い平均粒径500nm以下の遷移金属系磁性微粒子と余剰となった希土類金属から主としてなる同様に平均粒径500nm以下の希土類酸化物粒子とを分解により遊離生成する不均化反応処理を行うことにより、前記スクラップを前記遷移金属系金属微粒子と前記希土類酸化物との複合体からなる電波吸収用磁性体粉末として再生することを特徴とする希土類-遷移金属系スクラップのリサイクル方法。
IPC (7件):
B22F9/04 ,  B22F1/00 ,  B22F8/00 ,  C22B7/00 ,  C22B7/04 ,  C22B23/02 ,  H01F41/00
FI (8件):
B22F9/04 E ,  B22F1/00 Y ,  B22F8/00 ,  C22B7/00 C ,  C22B7/00 E ,  C22B7/04 A ,  C22B23/02 ,  H01F41/00 Z
Fターム (23件):
4K001AA07 ,  4K001AA10 ,  4K001AA19 ,  4K001BA22 ,  4K001CA01 ,  4K001CA15 ,  4K001DA14 ,  4K017AA04 ,  4K017AA06 ,  4K017BA03 ,  4K017BA06 ,  4K017BB17 ,  4K017CA08 ,  4K017DA02 ,  4K017EA09 ,  4K017EK04 ,  4K018BA13 ,  4K018BB05 ,  4K018BB08 ,  4K018BC09 ,  4K018BD01 ,  4K018GA04 ,  4K018KA42
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (2件)

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