特許
J-GLOBAL ID:200903025737269408

自動車のフロントボデー構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 宣行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-115275
公開番号(公開出願番号):特開平8-282538
出願日: 1995年04月18日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】 重量増やコスト増を抑えると共に、フロントサイドメンバの最弱部の図心と荷重入力端の図心との間の位置ベクトルを可及的に小さくすること。【構成】 フロントサイドメンバ(10)は、ボデーの横方向へ伸びる仮想鉛直面で切断した断面の面積が最も小さくなる最弱部(12)における前記断面の図心の第1のレベル(L1 )より、フロントサイドメンバの前端(14)における断面の図心の第2のレベル(L2 )の方が低くなる形態で使用される。フロントサイドメンバの前端から前方へ向けて突出されるエクステンション(30)は、下片(34)を前方へ向けて上向き傾斜とし、これによって断面の面積が前方に至るにつれて次第に小さくなるように形成されている。
請求項(抜粋):
ボデーの横方向へ伸びる仮想鉛直面で切断した断面がインナパネルとアウタパネルとによって閉じ構造を呈するように形成され、前記ボデーの側部に配置されてボデーの前後方向へ伸びるフロントサイドメンバを備え、該フロントサイドメンバは、ボデーの横方向へ伸びる仮想鉛直面で切断した断面の面積が最も小さくなる最弱部における前記断面の図心の第1のレベルと、前記フロントサイドメンバの前端における断面の図心の第2のレベルとの間に差が生ずる形態で使用される自動車のフロントボデー構造であって、前記フロントサイドメンバの前端から前方へ向けて突出されるエクステンションを備え、該エクステンションは、ボデーの横方向へ伸びる仮想鉛直面で切断した断面が閉じ構造を呈していて上下に間隔をおいた上片および下片を有し、かつ、前記第2のレベルが前記第1のレベルより低いとき、前記下片を前方へ向けて上向き傾斜とし、これによって断面の面積が前方に至るにつれて次第に小さくなるように形成され、前記第2のレベルが前記第1のレベルより高いとき、前記上片を前方へ向けて下向き傾斜とし、これによって断面の面積が前方に至るにつれて次第に小さくなるように形成される、自動車のフロントボデー構造。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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