特許
J-GLOBAL ID:200903025738594167

S/N測定回路,送信電力制御装置,及びディジタル通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-186388
公開番号(公開出願番号):特開平11-032092
出願日: 1997年07月11日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】 高精度にS/N測定が行なえるS/N測定回路を提供し,簡単に高精度な送信電力制御を行なうことのできる送信電力制御装置とディジタル移動通信システムとその基地局とを提供する。【解決手段】 送信電力制御装置において,S/N測定回路10では,S/N測定における非線形バイアス特性をあらかじめ測定により求めておき,この逆特性を実現するための変換テーブルが作成されている。テーブル変換回路1は,除算回路9からS/Nの測定値が出力されると,このS/N値を入力として,前記変換テーブルから補正された測定S/Nを出力する。これにより高精度なS/N測定が可能となる。この補正された測定S/Nを目標S/Nと比較し,移動局53に対して送信電力の上げ下げの要求を送信する。移動局53では,基地局20の指示に従い送信電力を決定し,符号化された情報信号を送信する。
請求項(抜粋):
ディジタル変調信号を復調した信号を入力とし,変調クロックでサンプリングするA/D変換器に接続され,前記A/D変換器の出力である復調信号の標本値に対し,判定シンボル信号を乗じることによってデータ変調を除去する変調除去回路と,前記変調除去回路の出力を複数シンボル区間で平均化し,信号に重畳した雑音を抑圧する第1の平均化回路と,前記第1の平均化回路の出力を2乗し,希望信号電力を求める第1の2乗操作回路と,前記A/D変換器の出力である復調信号の標本値に2乗操作を施す第2の2乗操作回路と,前記第2の2乗操作回路の出力を複数シンボル区間で平均化し復調信号の総電力を求める第2の平均化回路と,前記第2の平均化回路の出力である復調信号の総電力から,前記第1の2乗操作回路の出力である希望信号電力を減じ雑音電力を求める減算回路と,前記第1の2乗操作回路の出力である希望信号電力と,前記減算回路の出力である雑音電力を入力とし,S/N値を計算する除算回路とを備えたS/N測定回路において,前記除算回路の出力するS/N値を入力し,予め定められた変換テーブルに従って補正されたS/N値を出力するテーブル変換回路とを有することを特徴とするS/N測定回路。
IPC (3件):
H04L 27/00 ,  H04B 7/26 ,  H04J 13/00
FI (3件):
H04L 27/00 A ,  H04B 7/26 K ,  H04J 13/00 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭64-000843
  • 特開昭64-000844
  • 線形増幅装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-316094   出願人:日本電気株式会社
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