特許
J-GLOBAL ID:200903025744157615

無段変速機用ベルト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-190053
公開番号(公開出願番号):特開2001-021007
出願日: 1999年07月05日
公開日(公表日): 2001年01月26日
要約:
【要約】【課題】 金属エレメントの加工コストを増加させることなく、該金属エレメントの傾きによる金属リング集合体の耐久性低下を防止する。【解決手段】 金属ベルトがドリブンプーリを離れるときに金属エレメント32が金属リング集合体31に対して進行方向前方に倒れるため、リングスロット35のサドル面44の進行方向後端aが金属リング集合体31の内周面に強く当接して集中応力σHが発生し、金属リング集合体31の寿命を短くする。これを防止するために、サドル面44の進行方向後端aの曲率半径rを進行方向前端bの曲率半径rよりも大きくして前記集中応力σHを緩和する。金属エレメント32をファインブランキング加工により形成する際に、サドル面44の進行方向後端aの曲率半径は打ち抜きだれによって自動的に大きくなるため、特別の機械加工が不要である。
請求項(抜粋):
無端状の金属リング(33)を複数枚積層した金属リング集合体(31)と、金属リング集合体(31)が嵌合するリングスロット(35)を有する多数の金属エレメント(32)とから構成され、ドライブプーリ(6)およびドリブンプーリ(11)に巻き掛けられて両プーリ(6,11)間で駆動力の伝達を行う無段変速機用ベルトにおいて、金属リング集合体(31)の内周面が当接するリングスロット(35)のサドル面(44)は、金属エレメント(32)の進行方向後方側の角部の半径が進行方向前方側の角部の半径よりも大きいことを特徴とする無段変速機用ベルト。
IPC (3件):
F16G 5/16 ,  B21D 28/00 ,  F16H 9/18
FI (3件):
F16G 5/16 C ,  B21D 28/00 B ,  F16H 9/18 B
Fターム (7件):
3J050AA03 ,  3J050BA03 ,  3J050BB11 ,  3J050CE01 ,  3J050CE10 ,  3J050DA01 ,  4E048AB03
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る