特許
J-GLOBAL ID:200903025767887335
液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人 有古特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-049054
公開番号(公開出願番号):特開2009-202508
出願日: 2008年02月29日
公開日(公表日): 2009年09月10日
要約:
【課題】圧電アクチュエータに具備される電極間での電圧降下の差をより小さくして圧電層の動作を安定化する。【解決手段】圧電アクチュエータ12は個別電極42、トップ層21、上部定電位電極46、中間層22、下部定電位電極50、及びボトム層24を備える。上部定電位電極46はノズル列方向Xに延在する第一共通伝導部45に接続され、第一共通伝導部45の両端は第二共通伝導部47に接続されて、第一電極結合体55が構成される。ノズル列方向Xに延在する下部定電位電極50の両端は第三共通伝導部51に接続されて、第二電極結合体56が構成される。フレキシブル配線板13の定電位電極接続部は、第一電極結合体55と第二電極結合体56のうち、同一電流を付与したときに電圧降下の小さい方が接続されてノズル列方向Xに延在する第一接続ランド32と、他方が接続されて第一接続ランド32の両側に配置された第二接続ランド34,34とで構成されている。【選択図】図8
請求項(抜粋):
第一方向に列を成している複数の圧力室及び前記圧力室に連通された吐出孔を有する流路ユニットと、
前記圧力室の各々に対応して設けられて前記第一方向に列を成している複数の個別電極と、前記個別電極の各々に対応して設けられて該個別電極の前記流路ユニット側に第一の圧電層を介して積層された上部定電位電極と、前記個別電極の列に対応して設けられて前記上部定電位電極に第二の圧電層を介して積層された下部定電位電極とを 有する圧電アクチュエータと、
前記個別電極に電位を与える個別電極接続部と、前記上部定電位電極と前記下部定電位電極とに電位を与える定電位電極接続部とを 有する配線板とを、
順に積層して成る液滴吐出ヘッドであって、
前記圧電アクチュエータには、前記第一方向に延在する第一共通伝導部、前記第一共通伝導部の両端が接続されて前記第一方向と略直交する方向に延在する第二共通伝導部、及び前記第一共通伝導部に接続された前記上部定電位電極を含む第一電極結合体と、前記第一方向と略直交する方向に延在する第三共通伝導部及び該第三共通伝導部に両端が接続された前記下部定電位電極を含む第二電極結合体とが形成され、
前記配線板の前記定電位電極接続部には、第一方向に延在する第一接続ランドと、前記第一接続ランドの前記第一方向の両側に配置された第二接続ランドとが形成され、
前記圧電アクチュエータの前記第一電極結合体と前記第二電極結合体のうち、同一電流を付与したときに電極結合体中に存在する内部抵抗による電圧降下の大きい方の電極結合体が前記第二接続ランドに電気的に接続され、同じく電圧降下の小さい方の電極結合体が前記第一接続ランドに電気的に接続されている、
液滴吐出ヘッド。
IPC (2件):
FI (1件):
Fターム (10件):
2C057AF36
, 2C057AF37
, 2C057AF40
, 2C057AG14
, 2C057AG47
, 2C057AG92
, 2C057AG93
, 2C057AR08
, 2C057BA04
, 2C057BA14
引用特許:
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