特許

J-GLOBAL ID：200903025820254625

固体高分子電解質型燃料電池

発明者： 今橋 甚一 ,  堀場 達雄
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 鵜沼 辰之
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-222332
公開番号（公開出願番号）：特開平8-088011
出願日： 1994年09月19日
公開日（公表日）： 1996年04月02日
要約：

【要約】【目的】 電解質膜の両極側に活性成分を共析させ、電極の触媒層を薄膜化する。【構成】 電解質膜1と、電解質膜1を介して互いに対向して設けられガス拡散層8,10を有する水素極3及び酸素極4と、水素含有ガス又は酸素含有ガスを水素極3又は酸素極4に供給する集電体5とを備えた固体高分子電解質型燃料電池であって、水素極3及び酸素極4の少なくともいずれか一方のガス拡散層8,10の電解質膜1側に触媒層7,9を設けるとともに、電解質膜の少なくともいずれか一方の面に少なくとも活性成分を共析した共析層2を設け、電解質膜1は、ガス拡散層8,10と接合されて電極ー電解質膜接合体に形成されている。【効果】 約1.5倍の出力密度を得ることが可能となる。

請求項（抜粋）：

固体高分子電解質膜と、該固体高分子電解質膜を介して互いに対向して設けられガス拡散層を有する水素極及び酸素極と、水素含有ガス又は酸素含有ガスを前記水素極又は前記酸素極に供給する手段とを備えた固体高分子電解質型燃料電池において、前記水素極及び前記酸素極の少なくともいずれか一方の前記ガス拡散層の前記固体高分子電解質膜側に触媒層を設けるとともに、前記固体高分子電解質膜の少なくともいずれか一方の面に少なくとも活性成分を共析した共析層を設け、前記固体高分子電解質膜は、前記ガス拡散層と接合されて電極ー電解質膜接合体に形成されていることを特徴とする固体高分子電解質型燃料電池。

IPC (3件)：

H01M 8/02 ,  H01M 4/86 ,  H01M 8/10

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 高分子固体電解質型燃料電池の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-359944   出願人：ストンハルト・アソシエーツ・インコーポレーテッド, 田中貴金属工業株式会社, 渡辺政廣
• イオン交換膜燃料電池用電極の製造方法及びイオン交換膜燃料電池
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-000624   出願人：松下電器産業株式会社
• 特開平3-295169
  
• 特開平4-012458