特許
J-GLOBAL ID:200903025831322657
リアルタイム遠隔コミュニケーションシステム及び通信品質制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
三好 秀和
, 高橋 俊一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-153357
公開番号(公開出願番号):特開2005-340922
出願日: 2004年05月24日
公開日(公表日): 2005年12月08日
要約:
【課題】 リアルタイム双方向コミュニケーションにおいて、映像及び音声伝送が低遅延であり、かつ高品質な音声伝送を実現することを目的とする。【解決手段】 ネットワーク20経路上のデータ転送の混雑をネットワーク監視手段104とで監視し、端末30から送信されたパケットデータに記述される判別タグに基づいてパケットデータが音声のデータであるか映像のデータであるかを判別し、映像のデータであることが判別された場合には、パケットデータに記述される第2の優先度レベルと、混雑状況に基づいて送信元と送信先ごとに参照テーブル60aに記述される第1の優先度レベルとに基づいて、決定手段107で端末30から送信されたパケットデータの処理の方法を決定してパケットデータの処理を行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ネットワーク網において双方向にストリームを伝送する際に、映像パケットデータに優先して音声パケットデータに対して必要な帯域を割り当てることにより音声データの通信品質及びリアルタイム性を確保するようにして、複数の端末部間で双方向のコミュニケーションを円滑に行うためのリアルタイム遠隔コミュニケーションシステムであって、
前記複数の端末部とネットワーク網との間に介挿される入力制御部及び出力制御部と、
ネットワーク網上に設けた通信品質制御部とを備え、
前記出力制御部は、
前記端末部の送信側から供給される音声データ、映像データにそれぞれ音声・映像を判別するための判別タグを付加するタグ付加手段と、
判別タグを付した音声データ、映像データをパケット化するパケット化手段とを有しており、
前記通信品質制御部は、
ネットワーク網における伝送経路の混雑状態を監視するネットワーク監視手段と、
音声、映像の種別や優先度により、その音声、映像パケットデータの処理方法を所定の判断テーブルに基づいて決定する決定手段と、
前記決定手段で判断された処理方法に基づき、データの通信品質処理を行うデータ処理手段とを有しており、
前記入力制御部は、
ネットワーク網から供給される音声、映像パケットデータをそれぞれ前記パケット化とは相対的に元の音声データ、映像データにそれぞれ復元する手段と、
前記通信品質制御部の通信品質処理によってデータの廃棄やデータ到着順にばらつきが生じた場合も音声データと映像データとの同期を保つための同期制御を行う同期制御手段と、
前記同期制御のために音声データと映像データとを一時的に記憶する記憶手段とを有することを特徴とするリアルタイム遠隔コミュニケーションシステム。
IPC (1件):
FI (2件):
H04L12/56 230Z
, H04L12/56 200Z
Fターム (15件):
5C064AA01
, 5C064AA02
, 5C064AD06
, 5C064AD14
, 5K030HA08
, 5K030HB01
, 5K030HB02
, 5K030JA05
, 5K030JA07
, 5K030JT10
, 5K030KA03
, 5K030KA21
, 5K030LA03
, 5K030LC09
, 5K030LE05
引用特許: