特許
J-GLOBAL ID:200903025890225630
固体高分子電解質型燃料電池およびその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
縄 正美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-366679
公開番号(公開出願番号):特開平11-204119
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、固体高分子電解質型燃料電池に使用される固体高分子電解質膜の結晶化度を高め、電池出力特性に影響する良好な電気抵抗を示しながら、良好で十分な膜強度、膜耐久性を得ることができることから、優れた製造・加工性、高寿命及び高出力特性の燃料電池及びその製造方法を提供する。【解決手段】 官能基-SO2Fを有するパーフルオロカーボンスルホン酸ポリマーの前駆体を用いて、そのEW及びそのポリマーを溶融処理して製造した膜の膜厚を管理し、且つ前記製造された膜を一定時間アニールを行い、結晶化度を高めることによつて、加水分解後の酸型に転化されたパーフルオロカーボンスルホン酸樹脂膜に良好な膜強度、膜耐久性及び低い電気抵抗を与えることができ、よってこのパーフルオロカーボンスルホン酸ポリマー膜を電解質膜とする固体高分子電解質型燃料電池において優れた製造・加工性、高寿命及び電池特性が得られる。
請求項(抜粋):
パーフルオロカーボンスルホン酸重合体の前駆体を約100〜250°Cの温度において、少なくとも0.1時間以上アニール処理し、且つ加水分解によって酸型に転化したパーフルオロカーボンスルホン酸膜を生成する工程と、前記生成されたパーフルオロカーボンスルホン酸膜を触媒活性を示す粒子と該触媒活性粒子を支持する炭素支持体と前記触媒活性粒子及び炭素支持体を被うように形成された電解質からなる触媒層と、前記触媒層と接触する拡散層から構成されてなる燃料極と酸化剤極の2つの電極の間に保持するように配置することを特徴とする固体高分子電解質燃料電池の製造方法。
IPC (3件):
H01M 8/02
, H01M 4/86
, H01M 8/10
FI (4件):
H01M 8/02 E
, H01M 8/02 P
, H01M 4/86 B
, H01M 8/10
引用特許: