特許
J-GLOBAL ID:200903025913292446

ピストン組み立て体およびそれを用いたブレーキ液圧発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-241756
公開番号(公開出願番号):特開2003-054398
出願日: 2001年08月09日
公開日(公表日): 2003年02月26日
要約:
【要約】【課題】 正常時には常に固定されていて液圧、空圧システムの失陥時にのみ移動することが要求されるピストンの固着防止と固着検出を可能ならしめる。【解決手段】 第2ピストン2の一端側を筒状に延伸してその内側に第1ピストン1を挿入し、その第1ピストン1が制御圧発生部9から第1液室3に導入される液圧を受け、ブレーキペダル7から第1スプリング5を介して伝わるブレーキ操作力に抗して初期位置に保たれ、一方、第2ピストン2は第2液室4の液圧を第1液室3の液圧とほぼ等しくするところまで移動し、この第2ピストンの移動により第1、第2ピストンの摺動部を頻繁に摺動させて固着を防止し、また、第1、第2液室の圧力比較による固着検出を可能ならしめた。
請求項(抜粋):
ボディに形成されたシリンダ内に少なくとも2つのピストンと少なくとも2つの圧力室を有し、第1圧力室は第1ピストンの一端側と第2ピストンの間に形成され、第2圧力室は第2ピストンの他端が臨む位置に形成されており、第1圧力室および第2圧力室の断面積がそれぞれ所定の大きさになっているピストン組み立て体において、第2ピストンの第1圧力室側が筒状に延伸し、その筒状部の内側に外周シールを行った第1ピストンが摺動自在に挿入されて所定の断面積を持った第1圧力室が形成され、筒状部の内外周を連通する穴を介して第1圧力室が外部と連通し、筒状部の前後端の外周に第1圧力室の圧力を保持するシール部を有し、第2ピストンの第2圧力室側は所定径の外周シール部を有していることを特徴とするピストン組み立て体。
Fターム (9件):
3D048BB05 ,  3D048BB08 ,  3D048BB23 ,  3D048CC05 ,  3D048LL01 ,  3D048NN01 ,  3D048NN08 ,  3D048PP02 ,  3D048RR06
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭50-138268
  • 特開昭48-069966
  • 特開昭48-069965
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