特許
J-GLOBAL ID:200903025973092390

高感度無線受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-253378
公開番号(公開出願番号):特開平10-107655
出願日: 1996年09月25日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】 アンテナの送受信共用化と受信機の雷サージからの保護と受信低雑音増幅器(RA)の異常検出を可能にする。【解決手段】 受信系回路と送信系回路はアンテナフィーダ側に設けられた第2受信帯域フィルタ(RBF)22及び送信帯域フィルタ(SBF)21をそれぞれ介した後結合回路20によりアンテナフィーダ2に接続される。第2RBFで受信信号帯域のみが選択され、それ以外の帯域は抑圧され、SBFで送信信号帯域のみが選択され、それ以外の帯域は抑圧される。受信機内には、アンテナフィーダ2側、受信信号出力端子5側、RA用の第1電源端子8側、冷却手段7用の第2電源端子9側、送信信号入力端子24側にそれぞれ雷サージ保護手段(PRT)が挿入される。パイロット信号発生手段を設けて、RA4にパイロット信号を入力し、出力端子5に接続された伝送線路を介してパイロット信号のレベルを監視することによりRA4の異常を検出できる。
請求項(抜粋):
アンテナと、アンテナフィーダと、そのアンテナフィーダからの信号が入力される第1受信帯域フィルタと、その第1受信帯域フィルタの後に接続された受信低雑音増幅器と、その受信低雑音増幅器の出力信号を出力する出力端子を有し、上記第1受信帯域フィルタ及び上記受信低雑音増幅器は熱遮蔽函に封入されて冷却手段により冷却され、上記受信低雑音増幅器に第1電源端子を通じて動作電力が供給され、上記冷却手段に第2電源端子を通じて動作電力が供給される高感度無線受信機において、上記第1受信帯域フィルタの入力側で、上記熱遮蔽函の外に設けられた第2受信帯域フィルタと、送信帯域フィルタと、これら送信帯域フィルタと第2受信帯域フィルタの各一端をアンテナ側へ結合するための結合回路と、その結合回路の上記アンテナ側に挿入された第1雷サージ保護手段と、上記受信低雑音増幅器の出力側で、上記熱遮蔽函の外に設けられた第2雷サージ保護手段と、上記第1電源端子と上記受信低雑音増幅器との間で、上記熱遮蔽函の外に設けられた第3雷サージ保護手段と、上記第2電源端子と上記冷却手段との間で、上記熱遮蔽函の外に設けられた第4雷サージ保護手段と、送信信号入力端子と上記送信帯域フィルタとの間の経路に挿入された第5雷サージ保護手段とを具備し、上記第1受信帯域フィルタは超電導材料で構成され、上記冷却手段により超電導状態とされていることを特徴とする高感度無線受信機。
IPC (3件):
H04B 1/06 ,  H04B 1/10 ,  H04B 1/18
FI (3件):
H04B 1/06 Z ,  H04B 1/10 F ,  H04B 1/18 G
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • フィルタ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-161134   出願人:株式会社村田製作所, 日本電信電話株式会社
  • 通信回線・電源回路兼用保護装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-023369   出願人:株式会社昭電
  • 交流・直流電源兼用型増幅器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-293810   出願人:日本アンテナ株式会社
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審査官引用 (7件)
  • フィルタ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-161134   出願人:株式会社村田製作所, 日本電信電話株式会社
  • 特開2048-177641
  • 通信回線・電源回路兼用保護装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-023369   出願人:株式会社昭電
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