特許
J-GLOBAL ID:200903025983773735

走行農作業機における車高及び姿勢制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 暁夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-145149
公開番号(公開出願番号):特開2002-337763
出願日: 2001年05月15日
公開日(公表日): 2002年11月27日
要約:
【要約】【課題】 コンバインの機体の左右の水平制御を迅速にできるようにする。【解決手段】 車高平均値Hmと、基準車高Hsに対する第1設定値α1並びに第2設定値α2の加減値との比較により(S20,S21,S25,S26)、機体を水平に制御するための左右昇降用油圧シリンダの作動を左右昇降背反作動するか、少なくとも一方の油圧シリンダの作動禁止するかの条件を求める(S22,S24,S27,S29)。
請求項(抜粋):
走行機体を支持する左右の走行部をそれぞれ独立的に昇降する油圧シリンダと、前記走行部に対する走行機体の相対高さを検出する車高検出センサと、走行機体の左右傾斜程度を検出する傾斜検出センサと、走行機体の左右傾斜角度が設定された傾斜角度になるように前記各油圧シリンダを作動させる制御手段とを備えた走行農作業機において、前記自動制御モードにおいて、前記左右の油圧シリンダを作動させて走行機体の左右が水平となるように自動水平制御する一方、該自動水平制御中に割り込んで手動可変操作部により、走行部と走行機体との相対高さを変更させるべく前記左右油圧シリンダを作動させるように構成し、記憶手段には、第1設定値α1と、それより小さい値の第2設定値α2と、前記手動可変操作部による操作終了時点の左右いずれか一方の走行部の昇降量を基準車高(設定値)として記憶する一方、前記手動可変操作部による操作終了時には、前記自動制御モードに戻して、前記左右の油圧シリンダを同時に背反的に作動させて走行機体を水平にとなるように保持する場合に、左右の車高の平均値が前記基準車高から前記第1設定値を減じた値より小さいときであって、上昇側の走行機体が上昇限度端に達しない限り前記背反昇降作動のうち走行機体下降側の油圧シリンダの出力を禁止する一方、左右の車高の平均値が、前記基準車高から前記第1設定値を減じた値以上のときであって、且つ前記基準車高から前記第2設定値を減じた値より小さいときには、走行機体下降側の油圧シリンダの出力を許可し、さらに、左右の車高の平均値が前記基準車高に前記第1設定値を加えた値より大きいときであって下降側の走行機体が下降限度端に達しない限り前記背反昇降作動のうち走行機体上昇側の油圧シリンダの出力を禁止する一方、左右の車高の平均値が、前記基準車高に前記第1設定値を加えた値より小さく且つ、前記基準車高に前記第2設定値を加えた値より小さいときには、走行機体上昇側の油圧シリンダの出力を許可するように制御することを特徴とする走行農作業機における車高及び姿勢制御装置。
IPC (2件):
B62D 55/116 ,  A01D 67/00
FI (2件):
B62D 55/116 ,  A01D 67/00 N
Fターム (9件):
2B076AA03 ,  2B076BA07 ,  2B076BB07 ,  2B076BB08 ,  2B076CC02 ,  2B076CC13 ,  2B076CC14 ,  2B076DC01 ,  2B076EA05
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • コンバイン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-253953   出願人:井関農機株式会社
  • 特開昭63-105612
  • コンバインの姿勢制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-049672   出願人:ヤンマー農機株式会社
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