特許
J-GLOBAL ID:200903026094255036

異種材料の接合構造及び接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 萼 経夫 ,  宮崎 嘉夫 ,  中村 壽夫 ,  小野塚 薫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-345794
公開番号(公開出願番号):特開2005-111489
出願日: 2003年10月03日
公開日(公表日): 2005年04月28日
要約:
【課題】 接合品質が確保されると共に製造コストが抑制され、且つ、廃棄又はリサイクル時に分解が可能な異種材料の接合構造及び異種材料の接合方法を提供する。【解決手段】 アルミ材1とクラッド材3のアルミ材層3aとが摩擦攪拌接合され、また、摩擦攪拌接合時に発生される摩擦熱によりクラッド材3に塗布された接着剤4が硬化されて鋼材2とクラッド材3の鋼材層3bとが接着接合される。従って、アルミ材×アルミ材の接合に好適な摩擦攪拌接合によりアルミ材1とクラッド材3のアルミ材層3aとが接合されるので、接合品質が確保される。また、アルミ材×アルミ材の組み合わせの抵抗溶接が廃止され、アルミ材1の前処理が不要になり、製造コストが削減される。さらに、アルミ材1と鋼材2との間に、当該アルミ材1と鋼材2との合金が形成されないので、廃棄又はリサイクル時には、例えば、接合された部分を高温で保持させることにより、クラッド材2をアルミ材層3aと鋼材層3bとに分離させてアルミ材部分と鋼材部分とに分解させることが可能になる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
異種材料からなる2つの被接合部材が、各材料が2層に圧延されて形成されたクラッド材を介在させて重ね合わされた部分で接合される異種材料の接合構造であって、一方の被接合部材と前記クラッド材の一層との間に溶接接合部が形成され、また、他方の被接合部材と前記クラッド材の他層との間に接着接合部が形成されることを特徴とする異種材料の接合構造。
IPC (1件):
B23K20/12
FI (1件):
B23K20/12 364
Fターム (6件):
4E067AA02 ,  4E067AA05 ,  4E067AA26 ,  4E067BG00 ,  4E067DA13 ,  4E067DA17
引用特許:
出願人引用 (1件)

前のページに戻る