特許

J-GLOBAL ID：200903026140503589

車両用油圧作動式変速機の制御装置

発明者： 大橋 達之 ,  福士 秀雄 ,  宮本 修秀 ,  中内 則男
出願人/特許権者： 本田技研工業株式会社
代理人 (1件)： 北村 欣一 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-253630
公開番号（公開出願番号）：特開平10-103463
出願日： 1996年09月25日
公開日（公表日）： 1998年04月21日
要約：

【要約】【課題】 後進中に前進レンジに切換えられたときに早く前進状態に切換え、油圧連結要素の滑りによる耐久性の悪化を防止する。【解決手段】 後進レンジ(R)で車速Vが所定値YVaを上回り、且つ、ニュートラルレンジ(N)で車速Vが一度も所定値YVaを下回らないとき、後進信号(FREV=1)を出力する。前進レンジへの切換時にFREV=1になっていれば、車速と変速段との対応関係(変速マップ)を通常時とは異なる設定(後進対策用マップ)にし、確立すべき変速段を決定する。そして、比較的高車速でも低速段を確立し、低速段を介して伝達される大きなトルクで早期に前進状態に切換える。車両の実際の進行方向が前進方向と後進方向の何れであるかを検出可能なセンサを用い、前進レンジにおいて検出される車両の進行方向が後進方向であるときは、変速マップとして後進対策用マップを選択するようにしても良い。

請求項（抜粋）：

複数の油圧連結要素の選択作動で確立される複数の変速段を有する車両用油圧作動式変速機の制御装置であって、車速を検出する車速検出手段と、前進レンジであることを検出する前進レンジ検出手段と、前進レンジの前進走行状態において、前記車速に応じて変速段を決定する前進時変速段決定手段と、車両が後進走行状態であることを検出する後進走行検出手段と、前進レンジの後進走行状態において、前記車速に応じて変速段を決定する後進時変速段決定手段と、を備えることを特徴とする車両用油圧作動式変速機の制御装置。

IPC (3件)：

F16H 61/02 ,  F16H 59:10 ,  F16H 59:44

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開平1-112064
  
• 自動変速機
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-299797   出願人：アイシン・エィ・ダブリュ株式会社