特許
J-GLOBAL ID:200903026144634793

音響システムにおけるスピーカ装置の配置関係検出方法、音響システム、サーバ装置およびスピーカ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-291000
公開番号(公開出願番号):特開2005-198249
出願日: 2004年10月04日
公開日(公表日): 2005年07月21日
要約:
【課題】サーバ装置と複数個のスピーカ装置からなる音響システムにおいて、任意の位置に配置されたスピーカ装置の配置関係を自動的に検出することができるようにする。【解決手段】リスナ位置で発生した音声を複数のスピーカ装置のそれぞれが備えるマイクロホンにより収音する。サーバ装置は、収音された音声信号をすべてのスピーカ装置から受け取り、リスナ位置に最も近いスピーカ装置とリスナ位置との距離と、他のスピーカ装置のそれぞれとリスナ位置との距離との差(距離差)を求める。次に、それぞれのスピーカ装置が放音したときの他のスピーカ装置での収音音声信号をサーバ装置は、受け取り、放音したスピーカ装置と、その他のスピーカ装置との間のスピーカ装置間距離を求める。サーバ装置は、距離差と、スピーカ装置間距離とから、複数個のスピーカ装置の配置関係を算出する。【選択図】図13
請求項(抜粋):
複数個のスピーカ装置と、前記複数個のスピーカ装置のそれぞれに供給するスピーカ装置用信号を、前記複数個のスピーカ装置の配置位置に応じて、入力音声信号から生成するサーバ装置とからなる音響システムにおけるスピーカ装置の配置関係検出方法であって、 リスナ位置で発生した音声を、前記複数個のスピーカ装置のそれぞれが備える収音手段で収音し、当該収音した音声信号を前記複数個のスピーカ装置のそれぞれが前記サーバ装置に送る第1の工程と、 前記サーバ装置が、前記第1の工程において前記複数個のスピーカ装置から送られてくる前記音声信号を解析して、前記リスナ位置に最も近い前記スピーカ装置と前記リスナ位置との距離と、前記スピーカ装置のそれぞれと前記リスナ位置との距離との差を算出する第2の工程と、 前記複数個のスピーカ装置の一つが前記サーバ装置からの指示信号を受けて、所定の音声信号を放音する第3の工程と、 前記所定の音声信号を放音したスピーカ装置以外のスピーカ装置のそれぞれが、前記第3の工程で放音された音声を、前記収音手段で収音し、当該収音した音声信号を前記サーバ装置に送る第4の工程と、 前記サーバ装置が、前記第4の工程で前記所定の音声信号を放音したスピーカ装置以外のスピーカ装置から送られてきた前記音声信号を解析して、前記所定の音声信号を放音した前記スピーカ装置と前記音声信号を送信してきた前記スピーカ装置のそれぞれとの間のスピーカ装置間距離を算出する第5の工程と、 前記第3の工程から前記5の工程までを、前記複数個のスピーカ装置のすべてのスピーカ装置間距離を得るまで繰り返す第6の工程と、 前記サーバ装置が、前記第2の工程で得られた前記複数個のスピーカ装置のそれぞれについての前記距離の差と、繰り返し行なわれる前記第5の工程で得られた前記複数個のスピーカ装置についてのスピーカ装置間距離に基づいて、前記複数個のスピーカ装置の配置関係を算出する第7の工程と、 を備えることを特徴とする音響システムにおけるスピーカ装置の配置関係検出方法。
IPC (1件):
H04S5/02
FI (2件):
H04S5/02 P ,  H04S5/02 N
Fターム (1件):
5D062BB10
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (5件)
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