特許
J-GLOBAL ID:200903026158253385

カラーブラインド蛍光のためのパルスマルチライン励起法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 清水 初志 ,  橋本 一憲 ,  新見 浩一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-525245
公開番号(公開出願番号):特表2005-524051
出願日: 2002年08月28日
公開日(公表日): 2005年08月11日
要約:
本発明は、パルスマルチライン励起またはPMEと呼ばれる技術を提供する。この技術は、有益な情報を与えるSNPのハイスループット同定に適用される新規の蛍光検出手法を実現し、この手法は、遺伝的な病気の正確な診断、リスク感受性のより優れた予測、または散発性変異の同定を提供する。PME技術は、蛍光感度を著しく高める2つの主要な利点を有し、すなわち、(1)ゲノムアッセイ法におけるすべてのフルオロフォアを最適に励起し、(2)標準的な波長分解検出よりも極めて多くの光を集光する「カラーブラインド」検出を行う。この技術は、DNA配列同定のための単一光源励起および色分散を特徴とする従来技術のDNA配列決定計器とは著しく異なる。PME技術を首尾よく実施すると、臨床診断、法医学、および一般的な配列決定に日常的に使用できるように広く応用することができ、人口の大部分に対する標的配列変異アッセイ法に関して将来性、融通性、および可搬性を有する。
請求項(抜粋):
1つまたは複数の蛍光種を含む試料を分析するパルスマルチライン励起装置であって、 各励起線が異なる波長を有する2本以上の励起線を放出するように構成された1つまたは複数のレーザ; 1つまたは複数のレーザに結合され、試料から時間相関された蛍光放出信号を発生させるようにタイミングプログラムに従って2本以上の励起線を順次発生するように構成されたタイミング回路; 試料から放出された時間相関された蛍光放出信号を収集するように位置させられた非分散検出器;および 検出器に結合され、時間相関された蛍光放出信号をタイミングプログラムに関連付けて試料の成分を同定するように構成された分析器 を含む装置。
IPC (5件):
G01N21/64 ,  G01N21/78 ,  G01N33/53 ,  G01N33/543 ,  G01N37/00
FI (7件):
G01N21/64 B ,  G01N21/64 F ,  G01N21/78 C ,  G01N33/53 M ,  G01N33/543 575 ,  G01N37/00 102 ,  G01N37/00 103
Fターム (37件):
2G043AA01 ,  2G043BA16 ,  2G043CA03 ,  2G043DA02 ,  2G043EA01 ,  2G043EA03 ,  2G043EA17 ,  2G043EA18 ,  2G043EA19 ,  2G043FA03 ,  2G043FA06 ,  2G043HA01 ,  2G043HA02 ,  2G043HA05 ,  2G043HA07 ,  2G043HA11 ,  2G043JA02 ,  2G043JA04 ,  2G043JA05 ,  2G043KA01 ,  2G043KA02 ,  2G043KA05 ,  2G043KA08 ,  2G043KA09 ,  2G043LA01 ,  2G043LA02 ,  2G043LA03 ,  2G043MA01 ,  2G054BB03 ,  2G054BB04 ,  2G054CA22 ,  2G054CA23 ,  2G054CE02 ,  2G054EA03 ,  2G054GA04 ,  2G054GA05 ,  2G054GA08
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • プレパラートの多色照明用装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平7-513531   出願人:ライカレーザーテヒニークゲーエムベーハー
  • 時間分解蛍光検出器およびそれを用いた蛍光分析装置、方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-091453   出願人:日本分光株式会社
  • 蛍光読取り装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-313540   出願人:株式会社日立国際電気, 日立電子テクノシステム株式会社
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