特許
J-GLOBAL ID:200903026160499774

エコーキャンセラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-060269
公開番号(公開出願番号):特開平8-265222
出願日: 1995年03月20日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【目的】ダブルトーク状態の発生からエコー推定処理を停止するまでのタイムラグの間に生じる誤推定に基づくフィルタ係数を用いた擬似エコー信号S3の生成を防止する。【構成】エコー推定部19がダブルトーク検出信号S7を受信していない時には、エコー推定処理を行って係数メモリ24a,24bに所定周期で交互に推定したフィルタ係数を格納する。またこの時の係数メモリ24a,24bからフィルタ部22が使用するフィルタ係数を出力させるようにメモリセレクタ26を制御する。一方エコー推定部19がダブルトーク検出信号S7を受信した時は、エコー推定処理を停止してフィルタ係数の格納を停止する。しかしこの時でもフィルタ部22は擬似エコー信号S3を生成し、当該擬似エコー信号S3を発生に使用するフィルタ係数を、エコー推定部19がダブルトーク検出信号S7を受信した時に使用していた係数メモリ24と異なる係数メモリ24から供給するようにメモリセレクタを制御する。
請求項(抜粋):
遠近加入者によるダブルトーク状態を検出してダブルトーク検出信号を出力するダブルトーク検出部と、当該ダブルトーク検出信号を受信していない時にエコー推定処理を行うエコー推定部と、当該エコー推定部での推定処理により得られるフィルタ係数を用いて擬似エコーを発生するフィルタ部とを有したエコーキャンセラにおいて、前記エコー推定部での推定処理により得られたフィルタ係数を格納する少なくとも2以上の係数メモリと、前記フィルタ部で用いるフィルタ係数が格納されている係数メモリを選択するメモリセレクタとを有し、かつ、前記エコー推定部が、ダブルトーク検出信号を受信していない時には、エコー推定処理を行って所定周期で異なる係数メモリにフィルタ係数を格納すると共に、前記メモリセレクタに当該格納に使用している係数メモリから前記フィルタ部が用いるフィルタ係数を出力させる、ことを特徴とするエコーキャンセラ。
IPC (3件):
H04B 3/23 ,  H03H 21/00 ,  H04M 1/60
FI (3件):
H04B 3/23 ,  H03H 21/00 ,  H04M 1/60 C
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • エコーキャンセラ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-038656   出願人:日通工株式会社

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