特許
J-GLOBAL ID:200903026168500305

圧縮高解像度ビデオ信号の補間装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉浦 正知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-237120
公開番号(公開出願番号):特開平7-059060
出願日: 1993年08月11日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】 サブサンプリングにより間引かれた画素のデータを正確に補間し、復号画像の画質を向上させる。【構成】 MUSE方式のエンコーダと同一の処理を行ない、その結果の信号と元のハイビジョン信号とを使用して、間引き画素の値を正確に補間するための代表値を学習によって予め作成する。注目画素の周囲の画素の値のダイナミックレンジDRおよび最小値MINを回路68により検出し、MINを除去した値を回路70においてDRにより割算することによって、正規化を行なう。度数メモリ66およびデータメモリ67は、クラスコードcをアドレスとして、同じクラスの代表値の発生回数と、代表値の平均値とをそれぞれ記憶する。乗算器72により累積代表値が計算され、現在の代表値と加算器71で加算され、加算結果が割算器73により累積度数で割算され、平均代表値が発生する。これがメモリ67に格納される。学習により得られた代表値が補間装置において使用される。
請求項(抜粋):
サブサンプリングにより伝送情報量が圧縮されたディジタル高解像度ビデオ信号を受け取り、間引かれた画素を補間するための高解像度ビデオ信号の補間装置において、補間対象としての注目画素の空間的および/または時間的に近傍の複数の参照画素に基づいて、上記注目画素のクラスを決定するためのクラス分類手段と、上記間引かれた画素の補間値を生成するために、予め学習により獲得された上記クラス毎の代表値が格納されたメモリ手段と、上記メモリ手段と結合され、上記代表値に基づいて補間値を生成する補間値生成手段とを備え、上記学習時に、上記注目画素を含む複数の画素からなるブロックを形成し、上記ブロック内のダイナミックレンジによって、上記注目画素の値から上記ブロックの基準値を減算した値を正規化し、上記正規化された値の累積値を累積度数で除した値を上記代表値として上記メモリ手段に格納するようにした圧縮高解像度ビデオ信号の補間装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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