特許
J-GLOBAL ID:200903026173644323

熱可塑性ポリウレタン組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-157397
公開番号(公開出願番号):特開平9-003321
出願日: 1995年06月23日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 数平均分子量が2000〜8000であり、30モル%以上が3-メチル-1,5-ペンタンジオール単位からなるポリエステルジオール、有機ジイソシアネートおよび鎖伸長剤を反応させて得られる、窒素原子含有率が2.5重量%以下の熱可塑性ポリウレタン(A)、並びに数平均分子量が1500〜4000のポリエステルジオール、有機ジイソシアネートおよび鎖伸長剤を反応させて得られる、窒素原子含有率が3.5重量%以上、示差走査熱量測定で200〜220°Cの範囲に吸熱ピークを示し、この吸熱ピークから求めた結晶化エンタルピーが2〜15J/gである熱可塑性ポリウレタン(B)からなり、(A)と(B)の重量比が50:50〜90:10である熱可塑性ポリウレタン組成物。【効果】 非粘着性で、耐ブロッキング性、離型性に優れている。この組成物からなるフィルム、シートなどの成形品は、柔軟性、弾性回復性、力学的特性にも優れており、特に伸縮性フィルムまたはシートとして有用である。
請求項(抜粋):
数平均分子量が2000〜8000であり、ジオール単位の30モル%以上が3-メチル-1,5-ペンタンジオール単位からなるポリエステルジオール、有機ジイソシアネートおよび鎖伸長剤を反応させて得られる、窒素原子含有率が2.5重量%以下の熱可塑性ポリウレタン(A)、並びに数平均分子量が1500〜4000のポリエステルジオール、有機ジイソシアネートおよび鎖伸長剤を反応させて得られる、窒素原子含有率が3.5重量%以上、対数粘度が0.9dl/g以下であり、示差走査熱量測定(DSC)で200〜220°Cの範囲に吸熱ピークを示し、この吸熱ピークから求めた結晶化エンタルピー(ΔH)が2〜15J/gである熱可塑性ポリウレタン(B)からなり、熱可塑性ポリウレタン(A)と熱可塑性ポリウレタン(B)の重量比が50:50〜90:10であることを特徴とする熱可塑性ポリウレタン組成物。
IPC (3件):
C08L 75/06 NGH ,  C08J 5/00 CFF ,  C08J 5/18 CFF
FI (3件):
C08L 75/06 NGH ,  C08J 5/00 CFF ,  C08J 5/18 CFF
引用特許:
審査官引用 (1件)

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