特許
J-GLOBAL ID:200903026200920117

特大有効コア断面積(SLA)光ファイバ、およびそれを組み込んだ通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 岡部 正夫 ,  加藤 伸晃 ,  産形 和央 ,  臼井 伸一 ,  越智 隆夫 ,  本宮 照久 ,  朝日 伸光 ,  三山 勝巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-141746
公開番号(公開出願番号):特開2004-341525
出願日: 2004年05月12日
公開日(公表日): 2004年12月02日
要約:
【課題】 本発明は、現行のSLAファイバが持つ高いカット・オフ波長による1300nm波長窓でのシングル・モード運用困難、非線形干渉効果によるWDMシステムの容量減少などを改善できるSLA光ファイバを得る方法を提供し、もって従来技術の不都合を克服することを目的とする。【解決手段】 比屈折率の最大値がコアの中心から半径方向にずれたところに生じるようにコア領域を分割することにより、有効コア断面積が1310nm近くの波長窓において好ましくは約80μm2に等しいか、それよりも大きい特大有効コア断面積とし、かつ非常に小さいカット・オフ波長を持たせることにより、マクロ・ベンディングロスの増加や、減衰を引き起こすことのない優れた伝送特性を得る。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
少なくとも1つの光エネルギー発生源と、正の分散と正の分散スロープを有する光ファイバ(10)を含む光ファイバケーブルを含み、前記光ファイバケーブルが前記少なくとも1つの光エネルギー発生源と結合され、かつ前記光ファイバ(10)がコア領域(11)とコア領域を取り囲むクラッド領域(14)からなり、さらに前記光ファイバがおおよそ1310nmの波長においておおよそ80μm2に等しいか、あるいはそれより大きい有効コア断面積、Aeff、を有し、かつ、おおよそ1310nmよりも小さいか、あるいは等しいケーブル・カット・オフ波長を有し、コア領域(11)が少なくとも第1(12A)と第2の屈折率部分(12B)とに分割され、前記第1と第2の屈折率部分(12A、12B)がそれぞれ互いに異なる正の第1および第2の屈折率n1a、およびn1bとを有することを特徴とする光ファイバ通信システム。
IPC (2件):
G02B6/22 ,  G02B6/10
FI (2件):
G02B6/22 ,  G02B6/10 C
Fターム (6件):
2H050AC09 ,  2H050AC28 ,  2H050AC71 ,  2H050AC75 ,  2H050AC83 ,  2H050AD01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 米国特許5,327,516(1994年7月5日)
審査官引用 (2件)

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