特許
J-GLOBAL ID:200903026226387590
二重特異性免疫グロブリン様抗原結合蛋白および製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
石田 敬
, 鶴田 準一
, 渡辺 陽一
, 西山 雅也
, 樋口 外治
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-587003
公開番号(公開出願番号):特表2004-511430
出願日: 2001年05月24日
公開日(公表日): 2004年04月15日
要約:
本発明は、二重特異性抗原結合蛋白を目的とするものである。これらの二重特異性抗原結合蛋白は、抗原(群)に対するアビディティが最適化されており、それでいて、補体仲介細胞傷害および抗体依存性細胞毒性を活性化する能力を包含する、天然抗体として機能する能力を維持している。天然のIgG免疫グロブリンは単一特異性且つ二価であり、同じエピトープに特異的な2個の結合ドメインを持っている。対照的に、本発明に係るIgG型免疫グロブリンは二重特異性且つ二価であり、各軽鎖に1つのエピトープのための結合ドメインを、そして各重鎖に第二のエピトープに特異的な結合ドメインを持っている。本発明に係る抗原結合蛋白の設計は、産生される実質上全ての抗原結合蛋白が所望のコンフィギュレーションに組み立てられるような効率的な産生を提供する。
請求項(抜粋):
2個の第一ポリペプチドと2個の第二ポリペプチドの複合体を含む抗原結合蛋白であって、
第一ポリペプチドが免疫グロブリン軽鎖定常ドメイン(CLドメイン)のN末端に位置する抗原結合部位を有し、ここでこのCLドメインは免疫グロブリン重鎖第一定常ドメイン(CH1ドメイン)と安定に結合でき、そして
第二ポリペプチドが該CH1ドメインのN末端に位置する抗原結合部位を有し、このCH1ドメインの後には、安定な自己結合ができる1またはそれ以上の重鎖定常ドメインがある、
抗原結合蛋白。
IPC (6件):
C07K16/28
, A61K38/00
, A61P9/00
, A61P35/00
, A61P43/00
, C12P21/02
FI (7件):
C07K16/28
, A61P9/00
, A61P35/00
, A61P43/00 111
, C12P21/02 C
, A61K37/02
, C12N15/00 A
Fターム (33件):
4B024AA01
, 4B024BA61
, 4B024CA04
, 4B024CA07
, 4B024DA02
, 4B024DA06
, 4B024EA04
, 4B024GA11
, 4B024HA08
, 4B064AG26
, 4B064CA02
, 4B064CA10
, 4B064CA19
, 4B064CC24
, 4B064DA01
, 4C084AA02
, 4C084AA07
, 4C084BA44
, 4C084CA53
, 4C084NA14
, 4C084ZA362
, 4C084ZB262
, 4C084ZC022
, 4C084ZC612
, 4H045AA10
, 4H045AA11
, 4H045AA20
, 4H045AA30
, 4H045BA09
, 4H045CA40
, 4H045DA75
, 4H045EA20
, 4H045FA74
引用特許:
引用文献:
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