特許
J-GLOBAL ID:200903026256879233

光心線対照器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-055443
公開番号(公開出願番号):特開2003-254857
出願日: 2002年03月01日
公開日(公表日): 2003年09月10日
要約:
【要約】【課題】 曲げ損失を低減しつつ、光ファイバから漏れる対照光を効率良く放射させる。【解決手段】 凸部材1aと凹部材1bとで光ファイバ6を挟んで曲げ、曲がった光ファイバ6から放射される対照光を受光器2にて受光して心線対照を行なう。注入管3及び注入器4により、光ファイバ被覆と同程度の屈折率を持つゲル状の屈折率整合剤5を、漏れ出る対照光の光経路の中に位置させる状態にして、光ファイバ1の被覆に塗布する。したがって、漏れた対照光は、屈折率整合剤5を通って効率的に放射され、大量の対照光が受光器2に向かって進む。このため、Lバンドサービスにおいても、伝送品質に影響のない心線対照ができ、信頼性が向上する。
請求項(抜粋):
心線対照光を送信する光源と、光ファイバを曲げる曲げ部と、前記曲げ部より漏れた光を受光する受光器より構成され、光ファイバの片端から前記心線対照光を入射し、前記曲げ部によって曲げられた光ファイバの側面から放射される心線対照光を前記受光器で検知することにより心線を特定する光心線対照器において、前記曲げ部は、光ファイバを弧状に曲げるための凸部材と、前記凸部材に沿って曲げられた光ファイバを前記凸部材との間で挟んで保持するための凹部材とから構成されるものであって、前記凹部材には、前記光ファイバの被覆と同程度の屈折率を有するゲル状の屈折率整合剤を、前記光ファイバの側面から放射されて前記受光器に向かう心線対照光の光経路の中に位置させた状態で前記光ファイバの被覆に塗布するための注入器および注入管を有すると共に、前記注入管の出口付近には、塗布された前記屈折率整合剤がその粘性により塊をもつ程度の隙間を備えたことを特徴とする光心線対照器。
IPC (2件):
G01M 11/00 ,  G02B 6/00 336
FI (2件):
G01M 11/00 G ,  G02B 6/00 336
Fターム (2件):
2G086AA01 ,  2H038CA39
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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