特許
J-GLOBAL ID:200903026258712166

インク噴射ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-045352
公開番号(公開出願番号):特開平8-238763
出願日: 1995年03月06日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】【目的】インク供給流路からインク加圧室へインクを導く微細孔の周囲のインクシール保持が非常に容易な構造で且つ良好な微細孔形状及び位置精度を確保すると共に、製造時のハンドリング性を向上せしめ得るインク噴射ヘッド構造を提供すること。【構成】 インクポンプ部材12を、そのインク加圧室30の底部側がオリフィスプレート22及び補強プレート24にて構成されたセラミック積層一体焼成品にて構成すると共に、かかるインクポンプ部材12を、ノズル孔を有するインクノズル部材16に対して、該インク加圧室30へインクを供給するインク供給流路と該インク加圧室30から吐出されるインクを該インクノズル部材16のノズル孔へ導くインク吐出流路が設けられた流路プレート14を介して、重ね合わせ、接着材にて一体的に接合せしめるようにした。
請求項(抜粋):
内部にインク加圧室が設けられ、該インク加圧室の壁部の一部を圧電/電歪素子にて変形せしめることによって、該インク加圧室内のインクを吐出せしめ得るように構成したセラミック製のインクポンプ部材を、該インク加圧室から吐出されるインクを外部に噴射せしめるノズル孔を有する金属製のインクノズル部材に対して、該インクポンプ部材のインク加圧室へインクを供給するインク供給流路と該インクポンプ部材のインク加圧室から吐出されるインクを該インクノズル部材のノズル孔へ導くインク吐出流路が設けられた金属若しくは樹脂製の流路プレートを介して、重ね合わせ、一体的に接合せしめてなるインク噴射ヘッドにして、前記インクポンプ部材が、前記インク加圧室を与える窓部の設けられたスペーサプレートと、該スペーサプレートの一方の側に重ね合わされて前記窓部を覆蓋する薄肉のダイヤフラムプレートと、前記スペーサプレートの他方の側に重ね合わされて該窓部を覆蓋することにより前記インク加圧室を画成する、薄肉のオリフィスプレート及び厚肉の補強プレートとの積層一体化焼成体にて構成され、且つ該オリフィスプレートに形成された微細孔と、該補強プレートに形成された、該微細孔より大きな孔径のインク導入孔によって、前記流路プレートのインク供給流路と前記インクポンプ部材のインク加圧室とを連通している一方、該オリフィスプレート及び該補強プレートの対応位置にそれぞれ設けられた接続孔にて、前記インクポンプ部材のインク加圧室と前記流路プレートのインク吐出流路とを連通していると共に、前記インクポンプ部材のスペーサプレートの前記窓部に対応するダイヤフラムプレート部位の外面上に、電極及び圧電/電歪層からなる圧電/電歪作動部にて、前記圧電/電歪素子が構成され、更に、該インクポンプ部材の前記オリフィスプレート及び補強プレートの重ね合わせ側に、前記流路プレート及びインクノズル部材が重ね合わされて、接着剤にて一体的に接合せしめられていることを特徴とするインク噴射ヘッド。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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