特許
J-GLOBAL ID:200903026305556577

バッテリの放電量測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊谷 公男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-174821
公開番号(公開出願番号):特開2000-014019
出願日: 1998年06月22日
公開日(公表日): 2000年01月14日
要約:
【要約】【課題】 検出誤差を補正できるバッテリの放電量測定装置とする。【解決手段】 出力パワーP1と放電電力量Wh1を検出する。またこのときの温度と内部抵抗劣化係数γ1も検出する。温度テーブルから対応する温度劣化係数α1を求める。出力パワーP1に対してP1/(α1・γ1)を演算して内部抵抗劣化と温度劣化を初期状態に補正し、初期特性Cから放電電力量Wh(P1/(α1・γ1)の推定値を得る。この値は容量劣化前の放電電力量で、容量劣化係数βを乗じると、Dで示す実際の放電電力量になる。この補正式と検出値のWh1に検出誤差補正値ΔWhを加えた補正式と等しくさせて第1の演算式を得る。そして所定の放電が進行した時点で、第2、第3の演算式を得る。これを連立させることで、検出誤差補正値ΔWhと容量劣化係数βが求まる。放電電力量の検出値を検出誤差補正値ΔWhで補正すると、実際の放電電力量の検出値になる。
請求項(抜粋):
バッテリの出力パワー対放電電力量の初期特性に関するデータを記憶する放電電力量初期特性記憶手段と、前記バッテリの放電パワーを検出するパワー検出手段と、前記バッテリの放電電力量を検出する放電電力量検出手段と、前記バッテリの内部抵抗の劣化を示す抵抗劣化係数を求める抵抗劣化係数演算手段と、前記抵抗劣化係数を用いて前記検出されたバッテリの放電パワーを初期状態に補正するパワー補正手段と、前記パワー補正手段によって初期状態に補正した放電パワーに基づいて前記放電電力量初期特性記憶手段から放電電力量の推定値を得る放電電力量推定手段と、前記放電電力量の推定値に容量劣化係数を乗じるとともに、放電電力量の検出値に検出誤差補正値を加え、両補正式を等しくさせた第1の演算式を求め、さらに放電が所定値以上に進行した点で第1の演算式と同じように第2の演算式を求め、第1の演算式と第2の演算式を連立させて、解くことによって、検出誤差補正値と容量劣化係数を演算し、検出誤差を補正した放電電力量検出値、あるいは容量劣化を補正した放電電力量の推定値を検出値とする容量劣化・オフセット補正演算手段とを有することを特徴とするバッテリの放電量測定装置。
IPC (3件):
H02J 7/00 ,  B60L 3/00 ,  G01R 31/36
FI (3件):
H02J 7/00 X ,  B60L 3/00 S ,  G01R 31/36 A
Fターム (19件):
2G016CA03 ,  2G016CB07 ,  2G016CC04 ,  2G016CC27 ,  2G016CC28 ,  5G003CB01 ,  5G003CB07 ,  5G003EA05 ,  5G003GC05 ,  5H115BA06 ,  5H115BB04 ,  5H115BC06 ,  5H115CA12 ,  5H115CA32 ,  5H115CB09 ,  5H115JC17 ,  5H115JC22 ,  5H115JC24 ,  5H115JC25
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 組電池の充電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-221500   出願人:日産自動車株式会社
  • 電池残量推定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-256752   出願人:株式会社三岡電機製作所

前のページに戻る