特許
J-GLOBAL ID:200903026317950246

芳香族ポリカーボネートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-221648
公開番号(公開出願番号):特開平9-059371
出願日: 1995年08月30日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】 成型性、流動性に優れた芳香族ポリカーボネートの製造方法を提供する。【解決手段】 特定の芳香族ジヒドロキシ化合物および炭酸ジエステルを、(a)芳香族ジヒドロキシ化合物1モルに対して、1×10-7〜2×10-5モルのアルカリ金属化合物および/またはアルカリ土類金属化合物および/または、(b)芳香族ジヒドロキシ化合物1モルに対して、1×10-3〜1×10-5モルの含窒素塩基性化合物の存在下で溶融重縮合させることにより芳香族ポリカーボネートを製造する方法であって、塩化メチレン中、20°Cで測定した極限粘度[η]が0.2に達したポリマーを、L/D(Lは水平回転軸の長さ、Dは攪拌翼の回転直径を表す。)が2〜30の範囲にあるセルフクリーニング横型二軸リアクターにより反応せしめることを特徴とする、特定の分岐構造を有し、かつ、塩化メチレン中、20°Cで測定した極限粘度[η]が0.3〜1.2である芳香族ポリカーボネートの製造方法。
請求項(抜粋):
下記式(A)で示される芳香族ジヒドロキシ化合物および炭酸ジエステルを、(a)芳香族ジヒドロキシ化合物1モルに対して、1×10-7〜2×10-5モルのアルカリ金属化合物および/またはアルカリ土類金属化合物、および/または(b)芳香族ジヒドロキシ化合物1モルに対して、1×10-3〜1×10-5モルの含窒素塩基性化合物の存在下で溶融重縮合させることにより芳香族ポリカーボネートを製造する方法であって、塩化メチレン中、20°Cで測定した極限粘度[η]が0.2に達したポリマーを、L/D(Lは水平回転軸の長さ、Dは攪拌翼の回転直径を表す。)が2〜30の範囲にあるセルフクリーニング横型二軸リアクターにより反応せしめることを特徴とする、主たる繰り返し単位が下記式(I)で示される繰り返し単位であり、下記式(II)及び下記式(III )で示される繰り返し単位の合計を0.001〜0.3モル%、下記式(III )で示される繰り返し単位を0.001モル%以上の割合で含有し、かつ、塩化メチレン中、20°Cで測定した極限粘度[η]が0.3〜1.2である芳香族ポリカーボネートの製造方法。【化1】[ここでR3 、R4 は同一または異なり、水素原子、炭素数1〜5のアルキル基もしくは炭素数6〜10の置換されていてもよいアリール基を示す。R5 は炭素数3〜8のアルキレン基である。R1 、R2 は同一または異なり、ハロゲン原子もしくは炭素数1〜5のアルキル基を示す。m、nは同一または異なり、0、1または2である。]【化2】[式中、X、R1 、R2 、m、nは式(A)と同じである。]【化3】[式中、X、R1 、R2 、m、nは式(A)と同じである。]【化4】[式中、X、R1 、R2 、m、nは式(A)と同じである。]
引用特許:
審査官引用 (2件)

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