特許
J-GLOBAL ID:200903026329276052

ガスタービンエンジン用燃焼器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-247022
公開番号(公開出願番号):特開2000-074373
出願日: 1998年09月01日
公開日(公表日): 2000年03月14日
要約:
【要約】【課題】 予混合・予蒸発室を備えたガスタービンエンジン用燃焼器において、予混合・予蒸発室内の旋回流の淀みに起因する自己着火現象を未然に防止する。【解決手段】 気相燃焼室20に混合気を供給する燃料ノズル42は、半径方向内側に配置されて燃料および空気に予旋回を与えて供給する環状の燃料液膜化通路56と、その外周を取り囲むように配置されて空気を供給する環状の空気通路57と、両通路56,57を合流させて燃料を微粒化するエアーブラスト方式のノズルチップ61とを備える。燃料液膜化通路56から予混合・予蒸発室53に供給された燃料および空気の旋回流の半径方向外側を、空気通路57から予混合・予蒸発室53に供給された空気のストレート流で覆うことにより、前記旋回流の中心の淀み部分における自己着火を抑制することができる。
請求項(抜粋):
単缶型の気相燃焼室(20)の上流側に配置された予混合・予蒸発室(43)に燃料および空気を供給する燃料ノズル(42)を備えたガスタービンエンジン用燃焼器において、前記燃料ノズル(42)は、半径方向内側に配置されて予混合・予蒸発室(43)に燃料および空気を供給する環状の燃料液膜化通路(56)と、燃料液膜化通路(46)の外周を取り囲むように配置されて予混合・予蒸発室(43)に空気を供給する環状の空気通路(57)と、燃料液膜化通路(56)から供給される燃料および空気を空気通路(57)から供給される空気と合流させて燃料を微粒化するエアーブラスト方式のノズルチップ(61)とを備えており、前記燃料液膜化通路(56)は、該燃料液膜化通路(56)を流れる空気を予旋回させるスワーラ(58)と、該燃料液膜化通路(56)の接線方向に燃料を噴射して該燃料を予旋回させる燃料噴出口(60)とを備えており、前記燃料液膜化通路(56)からノズルチップ(61)を経て予混合・予蒸発室(43)に供給された燃料および空気の旋回流の半径方向外側を、前記空気通路(57)からノズルチップ(61)を経て予混合・予蒸発室(43)に供給された空気のストレート流で覆うことにより、前記旋回流の中心部分における自己着火を抑制することを特徴とするガスタービンエンジン用燃焼器。
IPC (4件):
F23R 3/28 ,  F23R 3/10 ,  F23R 3/32 ,  F23R 3/34
FI (5件):
F23R 3/28 D ,  F23R 3/28 B ,  F23R 3/10 ,  F23R 3/32 ,  F23R 3/34
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 燃料噴射装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-311901   出願人:ロールス・ロイス・ピーエルシー
  • 燃焼器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-189704   出願人:株式会社日立製作所, 日立エンジニアリング株式会社
  • ガスタービン用燃焼器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-347750   出願人:株式会社日立製作所
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