特許
J-GLOBAL ID:200903026351401626

複合給湯器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-184190
公開番号(公開出願番号):特開平10-009675
出願日: 1996年06月25日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 給湯バーナと風呂バーナに共通の比例弁が設けられている複合給湯器において、給湯バーナと風呂バーナの同時燃焼に起因した風呂バーナの燃焼熱量の低下による追い焚き熱交換器の結露を防止する。【解決手段】 制御装置56にポンプ間欠運転制御部50を設ける。データ格納部52は追い焚き熱交換器の結露発生直前温度に対応した追い焚き熱交換器の出側のポンプオフ温度TOFF とこの温度TOFF より高いポンプオン温度TONを記憶しており、ポンプ間欠運転制御部50は、同時燃焼時の循環ポンプ23のオン時に、追い焚き熱交換器の出側温度センサ44の検出湯温がTOFF 以下であると判断したときに風呂バーナを燃焼させたまま循環ポンプ23をオフさせ、そのポンプオフ期間に検出湯温がTON以上であると判断したときに循環ポンプ23をオンさせる。追い焚き熱交換器の温度低下を防止し追い焚き熱交換器の結露発生を回避する。
請求項(抜粋):
給湯熱交換器の加熱燃焼を行う給湯バーナと、追い焚き熱交換器の加熱燃焼を行う風呂バーナと、前記給湯バーナと風呂バーナへ供給する燃料量を開弁量によって制御する共通の比例弁と、風呂バーナ燃焼を行う追い焚き時に風呂の湯水を追い焚き熱交換器を通し循環させる循環ポンプと、前記比例弁の開弁量制御やポンプ駆動の制御を行う制御装置とを備え、給湯バーナ燃焼と風呂バーナ燃焼が共に行われるときには給湯側を優先させ比例弁の開弁量制御を行う複合給湯器において、追い焚き熱交換器の出側の湯水の温度を検出する追い焚き熱交換器出側温度センサと;追い焚き熱交換器の結露発生直前の温度に対応した追い焚き熱交換器の出側のポンプオフ温度とこのポンプオフ温度より予め設定された温度だけ高い追い焚き熱交換器の出側のポンプオン温度が格納されるデータ格納部と;給湯バーナと風呂バーナの同時燃焼が行われているときに追い焚き熱交換器出側温度センサが検出した検出追い焚き熱交換器出側湯温と前記データ格納部に格納されている温度データを比較し、検出追い焚き熱交換器出側湯温がポンプオフ温度以下であると判断したときにポンプオフ信号を出力して風呂バーナの燃焼を継続したまま循環ポンプをオフさせ、その循環ポンプのオフ期間中に検出追い焚き熱交換器出側湯温がポンプオン温度以上であると判断したときにポンプオン信号を出力し、循環ポンプのオン・オフ間欠運転を行わせるポンプ間欠運転制御部と;を有する複合給湯器。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 循環式風呂釜制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-120867   出願人:パロマ工業株式会社
  • 1缶2水路給湯装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-221135   出願人:東陶機器株式会社, 日本ユプロ株式会社
審査官引用 (2件)
  • 循環式風呂釜制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-120867   出願人:パロマ工業株式会社
  • 1缶2水路給湯装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-221135   出願人:東陶機器株式会社, 日本ユプロ株式会社

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