特許
J-GLOBAL ID:200903026359603040

車両のオートクルーズ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-192188
公開番号(公開出願番号):特開平11-034689
出願日: 1997年07月17日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 オートクルーズ装置による走行中に適切な変速を行えるようにする。【解決手段】 第1の変速判定手段M61 は、設定車速VCRSと実車速Vとの偏差DVCRS及び車両の減速度DVに基づいて、設定車速VCRSを維持するためのシフトダウンの要否を判定する。第2の変速判定手段M62 は、基準駆動トルク算出手段M4で算出した基準駆動トルクTRLACTと、実駆動トルク算出手段M5で算出した実駆動トルクTDSACTとの偏差である走行負荷量、即ち路面の勾配等により通常よりも余分に発生する負荷に基づいて、設定車速VCRSを維持するためのシフトダウンの要否を判定する。変速制御装置M7は、第1、第2の変速判定手段M61 ,62 の判定に基づいて変速機のシフトダウンを制御する。その結果、エンジン出力の制御だけでは設定車速VCRSを維持できない場合でも、実車速を速やかに回復させて設定車速VCRSに一致させることができる。
請求項(抜粋):
ドライバーが設定した設定車速(VCRS)で車両を走行させるべくエンジンの出力及び変速機の変速を制御する車両のオートクルーズ装置において、設定車速(VCRS)と実車速(V)との偏差(DVCRS)を算出する偏差算出手段(M1)と、算出された偏差(DVCRS)に基づいてエンジンの出力指令値(THCMD)を算出する出力指令値算出手段(M2)と、算出された出力指令値(THCMD)に基づいてエンジンの出力を制御するエンジン出力制御手段(M3)と、設定車速(VCRS)を維持し或いは設定車速(VCRS)を達成するために必要な基準駆動トルク(TRLACT)を算出する基準駆動トルク算出手段(M4)と、走行負荷に応じて変化する実駆動トルク(TDSACT)を算出する実駆動トルク算出手段(M5)と、前記基準駆動トルク(TRLACT)及び実駆動トルク(TDSACT)に基づいて変速機のシフトダウンの要否を判定する変速判定手段(M62 )と、前記判定されたシフトダウンの要否に基づいて変速機の変速を制御する変速制御手段(M7)と、を備えたことを特徴とする車両のオートクルーズ装置。
IPC (7件):
B60K 31/00 ,  B60K 41/06 ,  F02D 29/02 301 ,  F02D 41/14 320 ,  F16H 61/18 ,  F16H 59:16 ,  F16H 63:12
FI (5件):
B60K 31/00 Z ,  B60K 41/06 ,  F02D 29/02 301 C ,  F02D 41/14 320 D ,  F16H 61/18
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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