特許
J-GLOBAL ID:200903026395133882

空調ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大貫 和保 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-149832
公開番号(公開出願番号):特開平9-309320
出願日: 1996年05月21日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 ブロワからの空気吹出方向と熱交換器の上流側面とがほぼ直交するように配置された場合に、熱交換器のブロワ側と反ブロワ側との風量乃至風速分布の不均衡を許容しつつ、熱交換器を通過し吹き出される空気の温度の差異を防止する。【解決手段】 ブロワ2からの空気吹出方向に対し、温調部9内に収納されたエバポレータ11の上流側面が略直交するように配置されている。そして、このエバポレータ11は、反ブロワ側に位置するタンク群I とII、及びブロワ側に位置するタンク群III とIVとは熱交換通路16により連通している共に、タンク群IIとタンク群III とも開口部により連通しているが、タンク群I とタンク群IVとは盲タンクにより非連通とすることで4パス構造とし、熱交換媒体がタンク群I に流入し、タンク群IVから流出させる。これにより、エバポレータ11の風圧の大きい反ブロワ側の方がブロワ側よりも熱交換能力が高められる。
請求項(抜粋):
空気を車室内外から導入して下流側に吐出するブロワと、前記ブロワより吐出された空気を取り入れて少なくとも熱交換器により熱交換することにより温調した後、車室内に吹き出す温調部とを備え、前記ブロワと温調部とは、前記ブロワからの空気吐出方向と、前記熱交換器の上流側面とがほぼ直交するように配置される空調ユニットにおいて、前記熱交換器は、複数の画室に区切られたタンクと各タンクの画室間を連通する熱交換媒体通路とを備えることにより、外方から流入した熱交換媒体がタンクの各画室及び熱交換媒体通路を流れた後外方に流出可能としたもので、少なくとも熱交換媒体が外方に流出されるタンクの画室をブロワ側に、熱交換媒体が外方より流入されるタンクの画室をブロワと反対側になるように設置されることを特徴とする空調ユニット。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭60-067216
  • 空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-302474   出願人:日本電装株式会社
  • 自動車用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-210968   出願人:日本電装株式会社

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