特許
J-GLOBAL ID:200903026397895585

筒内噴射式火花点火内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-113576
公開番号(公開出願番号):特開2000-303844
出願日: 1999年04月21日
公開日(公表日): 2000年10月31日
要約:
【要約】【課題】 比較的厚さの薄い平らな扇状に燃料を噴射する燃料噴射弁を使用して、圧縮行程後半にピストン頂面に形成されたキャビティ内に噴射された燃料をキャビティの底壁を進行させて対向側壁によって点火プラグ近傍に導く筒内噴射式火花点火内燃機関において、キャビティ内に噴射された全ての燃料を可燃混合気として確実に着火燃焼させることにより、良好な成層燃焼を実現する。【解決手段】 キャビティ8は、底壁8aと、燃料噴射弁側側壁8bと、燃料噴射弁側側壁に対向する対向側壁8cと、燃料噴射弁側側壁と対向側壁とを接続する両側側壁8dとを有し、ピストン頂面のキャビティが存在していない面積部分の少なくとも一部と気筒上部壁との間の隙間によってスキッシュエリアが形成され、スキッシュエリアによってもたらされるスキッシュ流を主にキャビティ内の両側側壁近傍へ流入させるためのスキッシュ流誘導手段20が設けられている。
請求項(抜粋):
気筒上部壁に配置された点火プラグと、気筒内へ直接的に燃料を噴射する燃料噴射弁と、ピストン頂面に偏在して形成されたキャビティとを具備し、前記キャビティは、底壁と、燃料噴射弁側側壁と、前記燃料噴射弁側側壁に対向する対向側壁と、前記燃料噴射弁側側壁と前記対向側壁とを接続する両側側壁とを有し、前記燃料噴射弁から圧縮行程後半に前記キャビティ内に噴射された燃料を、前記キャビティの前記底壁上を進行させた後に前記対向側壁によって偏向して前記点火プラグ近傍に導く筒内噴射式火花点火内燃機関において、前記燃料噴射弁は燃料を比較的厚さの薄い扇状に噴射するものであり、前記ピストン頂面の前記キャビティが存在していない面積部分の少なくとも一部と前記気筒上部壁との間の隙間によってスキッシュエリアが形成され、前記スキッシュエリアによってもたらされるスキッシュ流を主に前記キャビティ内の前記両側側壁近傍へ流入させるためのスキッシュ流誘導手段が設けられていることを特徴とする筒内噴射式火花点火内燃機関。
IPC (3件):
F02B 23/10 ,  F02B 23/08 ,  F02M 61/14 310
FI (3件):
F02B 23/10 D ,  F02B 23/08 D ,  F02M 61/14 310 A
Fターム (16件):
3G023AA04 ,  3G023AB03 ,  3G023AC05 ,  3G023AD02 ,  3G023AD08 ,  3G023AD09 ,  3G023AD12 ,  3G023AG01 ,  3G066AA02 ,  3G066AA05 ,  3G066AB02 ,  3G066AD12 ,  3G066BA26 ,  3G066CC34 ,  3G066CC48 ,  3G066CD04
引用特許:
審査官引用 (5件)
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