特許
J-GLOBAL ID:200903026399066900

疲労強度の高い摩擦攪拌接合材、その製造用の摩擦攪拌接合用回転ツール及び摩擦攪拌接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-251716
公開番号(公開出願番号):特開2001-071155
出願日: 1999年09月06日
公開日(公表日): 2001年03月21日
要約:
【要約】【課題】 接合材裏面まで未接合部が発生せず、充分な接合強度(疲労強度)の得られる摩擦攪拌接合材の提供を第1の課題とする。の提供を課題とする。【解決手段】 回転ツールの攪拌ピンを被接合材の裏面より突出させずに摩擦攪拌接合して得られた接合材で、該接合材の回転ツールの進行方向に直交する縦断面におけるミクロ組織の倍率100又は400の実態顕微鏡観察と顕微鏡写真において観察され、前記接合材裏面から上面側に立ち上がる接合線が下記の条件(A)かつ(B)を満足することを特徴とするように構成した。(A)倍率100で接合材の裏面Sbに起始する隙間Gncwを確認できる未圧着部Pncwが無いこと。(B)倍率100又は400で、接合材の裏面Sbに起始する接合線ODEFが視認できる部分で、裏面Sbから前記縦断面の接合前の突合せ線とのなす角度が0乃至29°である未接合部Pnw部としたとき、裏面からの未接合部垂直高さHnw≦25μmであること。
請求項(抜粋):
摩擦攪拌接合用回転ツールの攪拌ピンを被接合材の裏面より突出させないで摩擦攪拌接合して得られた接合材であって、該接合材の摩擦攪拌接合用回転ツールの進行方向に直交する縦断面におけるミクロ組織の倍率100又は400の実態顕微鏡観察と顕微鏡写真において観察され、前記接合材裏面から上面側に立ちあがる接合線が下記の条件(A)かつ(B)を満足することを特徴とする疲労強度の高い摩擦攪拌接合材。記(A)倍率100で接合材の裏面に起始する隙間を確認できる未圧着部が無いこと。(B)倍率100又は400で接合材の裏面に起始する接合線が視認できる部分で、接合材の裏面から上部に立ち上がる接合線の前記縦断面の接合前の突合せ線とのなす角度が0乃至29°である部分を未接合部と定義したとき、裏面からの未接合部垂直高さHnw≦25μmであること。
Fターム (5件):
4E067AA05 ,  4E067BG00 ,  4E067BG02 ,  4E067DC07 ,  4E067DD00
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

前のページに戻る