特許
J-GLOBAL ID:200903026415604160

嫌気性消化槽モニター装置における固液分離制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-012206
公開番号(公開出願番号):特開平8-201375
出願日: 1995年01月30日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【目的】 消化槽のモニタリングを実施する際に、試料中に含まれている固形物濃度等汚泥の性状が変化しても高分子凝集剤の添加量を最適に制御して、最良の固液分離状態が得られる固液分離制御方法を提供することを目的とする。【構成】 嫌気性消化槽のモニター装置を構成する受泥槽1に汚泥濃度計15を配備して、この汚泥濃度計15の計測値を制御部11に入力して最適な凝集剤添加量を演算し、この演算結果に基づいて凝集槽4で高分子凝集剤4aを添加して固液分離処理するようにした固液分離制御方法を提供する。具体的には制御部11での演算結果を凝集槽4に対する凝集剤注入ポンプP2の動作時間に変換してタイマ16にセットし、試料を凝集槽4に送り込んでから該タイマ16にセットされた時間だけ凝集剤注入ポンプP2を駆動して、汚泥量に見合った最適量の高分子凝集剤を添加するようにしている。
請求項(抜粋):
嫌気性消化槽から受泥槽に採取された試料を、凝集槽で凝集剤の添加により固液分離し、沈澄槽を介してからpH計が配備された酸・アルカリ滴定槽で制御部にて求められた値に対応した量の試薬を分注器により分注する滴定機構とを具備する固液分離&滴定装置にかけることより、試料の液pH値と試薬の滴定量から酸-アルカリ平衡理論に基づいてモニターすべき各測定項目を演算し、汚泥の消化状態を連続的にモニタリングするようにした嫌気性消化槽のモニター装置において、前記受泥槽に汚泥濃度計を配備して、この汚泥濃度計の計測値を制御部に入力して最適な凝集剤添加量を演算し、この演算結果に基づいて凝集槽で高分子凝集剤を添加して固液分離処理することを特徴とする嫌気性消化槽モニター装置における固液分離制御方法。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 嫌気性消化槽のモニター方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-340549   出願人:株式会社明電舎
  • 特開平4-042047
  • 特開昭62-147343
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