特許
J-GLOBAL ID:200903026416739352
下水中の複数成分定量方法とその装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-193473
公開番号(公開出願番号):特開平11-037935
出願日: 1997年07月18日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】下水の水質汚濁因子濃度の迅速な測定法が望まれていたが、従来は水質因子毎に測定法が異なる上に前処理が必要で、測定に長時間を要していた。本発明はこの問題点解決のために、下水中の全有機態炭素、全窒素、アンモニア態窒素、全リンの複数成分濃度を定量する方法と装置を提供することにある。【解決手段】懸濁成分を含む被測定溶媒に光ビームを照射して透過、散乱する光を分光し、この分光スペクトルから複数の波長の吸光度を演算し、この吸光度を用いて被測定溶媒中の含有成分を定量する方法を用い、吸光度からの上記の4種の水質因子濃度演算を、重回帰分析法、ニューラルネットワーク法、輸送方程式法の3つの方法で、複合的で簡便に算出できるようにした。
請求項(抜粋):
懸濁成分を含む被測定溶媒に光ビームを照射し、被測定溶媒を透過、散乱する光を分光する手段により分光し、この分光スペクトルから複数の波長の吸光度を演算し、該吸光度を用いて被測定溶媒中の含有成分を定量する方法において、被測定溶媒の透過光、散乱光の分光スペクトルからn個の波長λ1 〜λn の吸光度EW1〜EWnを演算し、k種類の水質因子の濃度を目的変数、吸光度を説明変数としてあらかじめ重回帰分析により作成したk種類の水質因子の各検量線に該吸光度EW1〜EWnを代入し演算して、該k種類の水質因子のうち1種以上k種までの水質因子濃度を、複合的かつ簡便に算出することを特徴とする下水中の複数成分定量方法。
IPC (2件):
FI (3件):
G01N 21/27 Z
, G01N 21/27 F
, G01N 33/18 B
引用特許:
前のページに戻る