特許
J-GLOBAL ID:200903026420328391

原子力発電所内設備の化学除染方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-275374
公開番号(公開出願番号):特開平11-109094
出願日: 1997年10月08日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】【課題】原子力発電所の系統配管等を化学除染するにあたり、配管を切断したりする改造工事を行うことなく、また除染対象範囲外への除染液の流入を防止して、除染対象範囲内のみを効率的に化学除染する。【解決手段】例えば原子炉再循環(PLR)系配管等の任意範囲を除染する場合には、PLRポンプ前後に除染座を設け、この除染座から除染液循環用ガイドホースを挿入し、このガイドホースから除染する必要範囲までノズルを挿入し、化学除染液の循環を行う。これにより、PLR配管内の除染液位を監視、制御し、他系統への除染液流出を防止できる。また、一般の系統配管の任意範囲を除染する場合には、除染範囲の両端に取付けられている既設弁の上蓋を開放し、開放された弁箱に閉止板またはエアタイトプラグ等を取付け、除染範囲外を隔離して化学除染液の循環を行う。
請求項(抜粋):
原子力発電所内設備の除染対象物に化学除染装置からの除染液を循環させて前記除染対象物を化学除染する除染液の循環ループを備えた原子力発電所内設備の化学除染方法において、前記除染対象物近傍に既設のフランジを除染座とするか、または除染座を取付け、これらの除染座に前記化学除染装置と取合う取合部を設け、前記除染対象物に前記除染液を循環させることを特徴とする原子力発電所内設備の化学除染方法。
IPC (2件):
G21F 9/28 521 ,  G21F 9/28
FI (2件):
G21F 9/28 521 C ,  G21F 9/28 521 D
引用特許:
審査官引用 (2件)

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