特許
J-GLOBAL ID:200903026462384356

車両の液圧ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 一眞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-225696
公開番号(公開出願番号):特開平9-048337
出願日: 1995年08月09日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【課題】 補助液圧源を備え、各車輪毎に液圧制御を行ない得る液圧ブレーキ装置において、ブレーキ操作状態に応じて迅速且つ確実に液圧制御を開始する。【解決手段】 ブレーキ操作検知手段BSによってブレーキペダル10の操作に基づいてブレーキ操作状態を検知し、この検知結果に基づきブレーキ操作判定手段BDにおいて、所定のブレーキ操作状態を超える操作が行なわれたか否かを判定する。そうであるときには、起動手段DMによって切換弁装置31を第2の位置に切換えると共に補助液圧源20を起動し、マスタシリンダ12からのブレーキ液を切換弁装置31を介して補助液圧源20に導入し、液圧制御弁装置30を介してホイールシリンダ51に対し加圧ブレーキ液を供給する。これにより、車輪FRは一挙に略ロック状態に移行し、直ちにアンチスキッド制御が開始する。
請求項(抜粋):
車両の各車輪に装着し制動力を付与するホイールシリンダと、ブレーキペダルの操作に応じてリザーバのブレーキ液を昇圧しマスタシリンダ液圧を出力するマスタシリンダと、該マスタシリンダと前記ホイールシリンダの間に介装し前記ホイールシリンダ内の液圧を制御する液圧制御弁装置と、該液圧制御弁装置に吐出側を接続し前記ブレーキペダルの操作とは無関係に、昇圧したブレーキ液を吐出する補助液圧源と、前記液圧制御弁装置と前記マスタシリンダとの間に介装し、前記マスタシリンダを前記液圧制御弁装置に連通する第1の位置と、前記マスタシリンダと前記液圧制御弁装置との連通を遮断し、且つ前記マスタシリンダを前記補助液圧源の吸込側に連通する第2の位置とを、選択的に切換える切換弁装置と、前記各車輪の車輪速度を検出する車輪速度検出手段と、前記切換弁装置及び前記液圧制御弁装置を少くとも前記車輪速度検出手段の出力に応じて制御し、前記車輪の駆動時及び制動時におけるスリップを防止する制動力制御手段と、前記ブレーキペダル操作に基づくブレーキ操作状態を検知するブレーキ操作検知手段と、該ブレーキ操作検知手段の出力に基づき所定のブレーキ操作状態を超えるブレーキ操作が行なわれたか否かを判定するブレーキ操作判定手段と、該ブレーキ操作判定手段が、所定のブレーキ操作状態を超える操作が行なわれたと判定したときには、前記切換弁装置を第2の位置に切換えると共に前記補助液圧源を起動する起動手段とを備えたことを特徴とする車両の液圧ブレーキ装置。
引用特許:
審査官引用 (6件)
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