特許
J-GLOBAL ID:200903050553203794

制動エネルギ回生装置を備えた車両

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-300480
公開番号(公開出願番号):特開平7-149214
出願日: 1993年11月30日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】【目的】 制動時に補助ブレーキとして使用するとともに、制動エネルギを油圧エネルギに変換してアキュムレータに蓄積し、これを発進/加速エネルギとして利用する制動エネルギ回生装置を備え、制動時にサービスブレーキのエア圧を減圧弁により減圧させる車両において、ブレーキペダルを強く操作するような急制動時には充分な制動力が得られるようにする。【構成】 ブレーキペダル(70a) を強く操作し、制動圧が所定値以上である場合には、排気弁(77)を閉成するとともに、切換弁(75)を消勢し、差圧弁(減圧弁)(74)によるサービスブレーキの制動力制限を中止して、サービスブレーキ(15)が通常通り効くようにする。
請求項(抜粋):
作動油を貯溜する低圧タンクと油圧エネルギを蓄圧するアキュムレータとの間の油路に介裝され、車両の駆動系部材にクラッチを介して連結される油圧ポンプ/モータを、制動時にポンプ作動させ、制動エネルギを油圧エネルギに変換して前記アキュムレータに蓄積する一方、発進/加速時にはモータ作動させて、アキュムレータに蓄積した油圧エネルギを発進/加速エネルギとして利用する制動エネルギ回生装置を備えた車両において、ブレーキペダルの操作量に応じた制動圧を発生する制動圧力発生手段と、前記制動圧力発生手段に接続され前記制動圧を所定の比率で減圧した圧力を出力する減圧弁と、前記制動圧力発生手段からの圧力を車輪制動装置に直接供給する第一状態と前記減圧弁からの圧力を前記車輪制動装置に供給する第二状態とが切換え可能な切換弁と、前記制動圧力発生手段が発生させる制動圧を検出する制動圧検出手段と、車両制動時に前記油圧ポンプ/モータをポンプ作動させるとともに、前記制動圧検出手段が検出した制動圧が所定値以上のとき、前記切換弁を第一状態に切換えて、減圧弁による制動圧の減圧を禁止する制御手段とを備えたことを特徴とする制動エネルギ回生装置を備えた車両。
IPC (2件):
B60T 1/10 ,  B60K 25/00
引用特許:
審査官引用 (5件)
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